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下北沢に英会話バー、質問カードなども使いスタッフが会話を誘導

左から、オーナーの阪野思遠さんとフィンランド出身のスタッフ、ダニエルさん

左から、オーナーの阪野思遠さんとフィンランド出身のスタッフ、ダニエルさん

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 下北沢北口に4月1日、英会話バー「LanCul(ランカル)」(世田谷区北沢2、TEL 03-5738-7456)がオープンした。

同店の内観

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 店舗面積は約20坪で、席数は最大40席。カフェやバーとして利用しながら、スタッフと英語で話せるのが同店の特徴。ターゲットは20~30代の大学生や社会人で、「スクールに通いたいが時間やお金がない」という層を取り込むのが狙いだ。

 オーナーの阪野思遠さんは、「好まれる」英会話バーの条件について、「通いやすい」「楽しい」「リーズナブル」の3項目を挙げる。「通いやすい」を実現するため予約制をとらず、自分の好きな時間に立ち寄れる。「楽しい」のための工夫も多く、スタッフとの会話や内容に不安を感じる人のために「モノポリー」などのボードゲームを用意。「お金持ちの不器量か、貧乏なハンサムならどっちがいい?」など、英語で書かれたユニークな質問カードなどを使って、日本語も話せる外国人スタッフが会話を誘導する。スタッフは3人~5人が常駐する。

 料金形態は、チャージが2時間で1,000円。1カ月間ノーチャージとなる月謝制(5,000円)も用意する。ドリンクは、ジントニックやカシスオレンジなどのカクテル各種(580円~)やビール(680円~)、コーラやウーロン茶などのソフトドリンク各種(480円)など。

 阪野さんは上海出身。10歳のころに日本へ移住し、18歳のころから独学で英語を学んだ。「日本語も英語も、勉強ではなく実践で会得した。その楽しさを広めたい」と意気込みを見せる。今後については、「ゆくゆくは全国展開したい。語学だけでなく、さまざまな国の文化を知れる店にできれば」とも。

 営業時間は13時~23時。

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