下北に土を敷き詰めた異色店-シルバーアクセなど5ブランド集結

土がしきつめられたあたたかみのある店内

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 オリジナルのシルバーアクセサリーをはじめ、キャンドルやポンチョなどを扱う5つのブランドが集結したショップ「shr(しゅはり)」(世田谷区北沢2、TEL 03-6479-0801)が5月18日、下北沢一番街にオープンした。

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 同店では、1点ごとにIDが描かれた手染めのTシャツやストラップを扱う「trudge(トラッジ)」、フランスやベルギーのリネン(織物)を使用する「nt(エヌティ」、1 点ごとに名前を持つキャンドルが並ぶ「きゃんどるひゅう」、アジアンアクセサリーの「空亜(Ku-a)」、新ブランドの「shr」の5ブランドの商品を取り扱う。いずれもデザイナー・営業担当の河野さんと経営担当の鈴木さんが過去に学校や会社で知り合った仲間同士で設立されたブランド。

 店舗面積は10坪で、店内床一面に土を敷き詰めたのが特徴。「床に土を敷き詰めると、誰かが歩く度にどんどん形が変わっていく。これは人との関わりを意識するため」(河野さん)。ショップ名でもある「shr」は、約600年前に能楽師の世阿弥が提唱し、人が物事を学び始めてから独り立ちしていくまでの3段階を表す言葉とされる「守破離 (しゅはり)」から命名した。

 リングやネックレスなどはシーズンごとにテーマが変わる。今年は四神やカエル、花などをあしらった「中国」がテーマ。客層は20代から30代までの男女が多く、中でもペアリングや卒業記念として作られるカレッジリングの人気が高いという。

 下北沢にオープンした理由について河野さんは「特に用事がなくてもブラブラできるところが気に入ったから」と話している。5月30日にはオンラインショップもオープンし、リングやブレスレットなど新作を含む10数点を販売している。営業時間は12時~20時。無休。

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