![過去に開催した独演会の様子](https://images.keizai.biz/shimokita_keizai/headline/1369725439_photo.jpg)
下北沢南口の「本屋B&B」(世田谷区北沢2、TEL 03-6450-8272)で5月29日、「立川こしら独演会@B&B」が開催される。
立川こしらさんは、故・立川談志さんの孫弟子で、立川志らくさんの弟子にあたる落語家。昨年12月に行われた、立川流真打ち昇進テスト「真打トライアル」(立川談志さんが創設)で真打ちに昇格している。
主催は、ツイッターやユーストリームを使って公開講座やイベントなどを開催している「ツブヤ大学」(横浜市)。立川こしらさんの魅力について、同大学統括プロデューサーの望月大作さんは「落語家らしくないところ。オンラインゲームをやったり、ポケモンの大会に出たりもする。自分でサーバーを構築してフラッシュ動画を作るなど、落語家としてはとにかく異端児。その分、落語の難しい話が少なく、観客も肩肘張らずに楽しめる」と話す。「独演会の客層が、ほかの落語家に比べて若いのも特徴の一つ。月に1回行う独演会では、毎回50人ほどが訪れている」とも。
同店では昨年7月のオープンから、ほぼ毎日イベントを開催しているが、落語会の開催は初めて。「演劇が盛んな下北沢と落語の親和性は高いのでは。落語は、いわば一人でやる妄想劇。落語って堅苦しいと思っている人にこそ、劇を楽しむような気軽さで来てほしい」と望月さん。
開催時間は20時~22時。料金は1,500円(1ドリンク別)。チケットは「本屋B&B」のホームページで予約できる。