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下北沢にエンタメライブバー「アーク・ボックス」-劇団主宰者が開く

同店カウンターに立つ女性スタッフたち。「店名のArkは方舟という意味。エンターテイメントの方舟になりたい」と小林さん

同店カウンターに立つ女性スタッフたち。「店名のArkは方舟という意味。エンターテイメントの方舟になりたい」と小林さん

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 下北沢北口に演劇や音楽のライブを行うバー「Ark Box(アーク・ボックス)」(世田谷区北沢3、TEL 03-6804-9507)がオープンして約1カ月たった。

同店の看板メニュー「ぎょうざ」

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 店舗面積は約20坪。カウンター8席、テーブル12席。店内には大型プロジェクターを設置している。

 オーナーの小林傑(すぐる)さんは舞台の脚本・演出を行う演劇人で、現在はエンターテインメント団体「ウルフラット」の代表として、演劇イベントや音楽ライブなどを手掛けている。同店スタッフも演劇関係の仕事をしている人が多い。オープンのきっかけについて、小林さんは「一般の人が演劇や音楽ライブに行きたいと思っても敷居が高く入り口がない。当店がエンターテインメントの入り口になり復興させたい」と話す。「演劇と音楽の間にはちょっと壁があるので、その垣根を取り払いたい。当店がきっかけに互いにいい関係を築けたら」とも。

 同店では毎月、さまざまなライブイベントを行う。3人の俳優が箱から3つのキーワードを引き即興芝居を行う「3-piece-in-a-box(スリー・ピース・イン・ア・ボックス)」や、オープンマイクイベント「Mikey night(マイキー・ナイト)」、大型プロジェクターを生かしたゲームイベントなど。今後は一般への場所貸しも行う予定。「今後はもっとイベントを増やしたい。皆さんが当店をどのように使うかのかが楽しみ」と小林さん。

 フードメニューは、「ぎょうざ」(800円、ライス付き)、「本日のおつまみ」(700円)、「焼きカレードリア」(800円)など。ドリンクメニューは生ビール(300円)、日本酒、ワイン(以上500円)のほか、各種カクテルをそろえる。

 「お客さまは20代前半から70代と幅広く、主に演劇関係の人や演劇を見るのが好きな人が来店している。まずは当店を多くの人に知ってもらい、選択肢の一つに入りたい」とも。

 営業時間は17時~24時。

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