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下北沢に住んでいた文士の旧居跡マップ公開-萩原朔太郎、坂口安吾など

北沢川緑道沿いの横光利一文学顕彰碑の前に立つきむらさん

北沢川緑道沿いの横光利一文学顕彰碑の前に立つきむらさん

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 世田谷区公式ホームページで、下北沢に住んでいた文士たちの旧居跡を記したマップ「下北沢地域住んでいた文士たち」が公開されている。

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 同マップでは、「月に吠える」などで知られる詩人の萩原朔太郎(=下北沢北口の商店街付近)、「堕落論」「白痴」などで知られる坂口安吾(=代沢小学校付近)、「狂風記」などの著書のある石川淳(=代沢三叉路そば)、森?外の娘であり「父の帽子」「甘い蜜の部屋」で知られる森茉莉(=北沢川緑道付近)、代表作「機械」などがある横光利一(=池ノ上駅付近)らの下宿先や旧居跡などを掲載している。

 マップを制作したのは地元有志団体「北沢川文化遺産保存の会」。きっかけについて、同会幹事を務める児童文学作家のきむらけんさんは「昔、開かずの踏切で足止められていた間に近隣を散策し面白いものを発見するようになった。調べれば調べるほどいろいろな魅力のある町だと気づいた」という。制作方法については「全集にあった古い住所と今の住所を照らし合わせながら、住民に聞き込み調査などを行っておおよその旧居跡を特定した」。制作期間は約9年。現在、最新版の改訂五版では約60カ所が公開されているが、「たまたま分かったのがこれだけなので、おそらくもっと旧居跡地はあると思う」と話す。

 同会では北沢川緑道沿いに文豪たちの文学碑を建てる活動も行っている。「下北沢には、日本だけでなく世界で知られる作家の旧居跡が多くある。観光地としても注目されることで、地域の活性化につながれば」ときむらさん。

 最新版の改訂五版は「世田谷区立男女共同参画センター らぷらす」(北沢タウンホール内)で無料配布している。今月半ばには、世田谷代田駅前に地図看板が設置される予定。

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