東北沢駅から梅ヶ丘駅周辺で1月19日、地下化した小田急線跡地沿いを歩くイベント「小田急鉄道あとち駅伝い(えきづたい)ウォーク」が行われる。
主催はNPO法人「グリーンライン下北沢」。同NPOはこれまで、地下化した小田急鉄道跡地について話し合うトークセッションなどを定期的に開いてきた。代表の高橋ユリカさんは「12月のトークセッションは約60人が集まり関心の高さが感じられた。世田谷区の担当課の方にも参加いただいて話をうかがい、参加者も直接質問できたことが良かった」と振り返る。
駅伝いウオークは、「世田谷区が発表した上部利用計画と街がどのようにつながっているかよく分からないという声を聞いた」ことから企画した。「実際に図に描かれた計画を見ながら現場を歩いて自分たちで確認してみたい」という声もあったという。
「新しい駅ができていくことで下北沢らしさがなくなるのではと心配する声も聞くが、新しくできていくものにも魅力はある。今回、沿線のカフェマップを作ったが、やはり下北沢らしさは手作り感ある個性的な店。新しくできるものと個性的な店が共存することで、『一粒で二度も三度もおいしい街』になる。ただ放っておいても線路跡地は魅力的になっていかないので、街の人たちが積極的に参加することが必要。定期的にイベントを開くことで、そのことを多くの人に気付いてもらえれば」とも。
開催時間は13時30分~15時30分ごろ(雨天中止)。集合場所は小田急線東北沢駅の改札口。参加無料。事前申し込み不要。