下北沢南口に2月28日、焼小籠包専門店「焼小籠王(やきしょうろんおう)」(世田谷区北沢2、TEL 03-6805-2322)がオープンした。
経営は中国との共同会社「YMC FOOD」(中央区)で、同店が1店舗目となる。店舗面積は5.5坪。小テーブル3卓を用意し立食でのイートインができるほか、テークアウトにも対応する。
店長の川平杏子さんは「本場上海の作り方をそのまま取り入れているのが特徴。オープン前にスタッフが中国に渡り職人の指導を受けてきた」と言う。
「中国では小籠包を主食として食べるが、日本ではおやつ感覚で親しまれている。人の往来が多い下北沢で、ライトフードとしてつまんでもらいたい」と下北沢への出店の狙いを話す。「実際にオープンしてみると、若者だけでなく、お子さんや主婦層まで幅広く来店されている。焼き上がりが一番おいしいが、持ち帰ってオーブントースターで皮がふっくらする程度に温めてもらうと、焼き上がりに近い状態で召し上がれる」とも。
店頭で手作りする皮で特製の肉餡を包み、一度に75個ほど焼ける大きな鉄鍋にしき詰め高温で焼き上げる。「多めの油で一気に焼き上げる。餡の味付けももちろんだが、焼き方にも店の個性が出ると思うので、そのあたりも感じていただければ」と川平さん。
フードメニューは「焼小籠包 四個入り」(400円)、「焼小籠包 六個入り」(600円)。ドリンクメニューは生ビール(480円)、ハイボール(370円)、黒ウーロン茶(250円)など。今後、秋葉原店のオープンも予定しているという。
営業時間は11時30分~23時(土曜・日曜・祝日は11時~)。