東松原の劇場「ブローダーハウス」(世田谷区松原5、TEL 03-3324-0919)で5月15日~18日、劇団「やりたかった」の第3回公演「みにきて!」が行われる。
同劇団は昨年5月に旗揚げ。主宰は木下咲希さん(27)。木下さんは4月から下北沢や吉祥寺などに一人で立ち、路上パフォーマンスを行うことで公演の宣伝を続けてきた。4月中は週末などを中心に行い、5月に入ってからは毎日下北沢の街頭に立ったという。路上パフォーマンスを行った理由は「知らない人に知ってもらう機会が必要だと思ったから」と話す。
路上パフォーマンスを始めた当初は酔っぱらいに絡まれることもあったが、続けるうちに「感動した」「グッド」などの感想や拍手をもらえることも増えた。5月に入ってからはチケットの手売りも行い、1日9枚売れたこともあったという。「公開稽古」の札を下げてパフォーマンスを行ったこともあったが、途中でやめた。理由は「路上であっても稽古ではなく、本気で演じるべきだと思ったから」。「まずは東松原の劇場を満席にして下北沢の劇場に進出したい」と意気込む。
公演は女性3人が鍋を囲む様子を描くシチュエーションコメディー。出演は木下さんのほか、新藤えりこさん(八幡山ほしがりシスターズ)、あさぬま美輝さん(温泉きのこ)、ブービー宮本さん(ザ・ブービーズ)。
開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、前売り=2,000円・当日=2,500円。チケットはFacebookページのほか、yaritakatta@willcom.comでも受け付ける。