下北沢南口の「本多劇場」(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-0030)で9月26日から、劇団「ナイロン100℃」の第42回公演「社長吸血記」が行われる。
同劇団は、前身となる「劇団健康」が解散した後、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんを中心に1993年に結成。犬山イヌコさん、三宅弘城さん、大倉孝二さんら、テレビや映画でも活躍する個性的な役者が多く所属している。近年では、岸田國士、フランツ?カフカ、英米近代文学などからインスパイアを得た壮大な人間群像を描くなど、多様なジャンルの作品を創り続けている。
同公演は、権力者の社長に振り回されるサラリーマンたちのコメディー。KERAさんは「ホラー作品ではなく、社員たちの血を吸うような権力者の記録を社員側から描く」と話す。出演は、劇団員のほか、女優の鈴木杏さん、お笑いコンビ「かもめんたる」の岩崎う大さん、槙尾ユウスケさんら。
東京公演は10月19日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、全席指定で前売り・当日共に6,900円。チケットは各種プレイガイドで発売中。