下北沢に非公認ゆるキャラが誕生し話題となっている。
7月5日に開催された「下北沢音楽祭」に突如姿を現した非公認ゆるキャラ「しもっきー」。「しもっきー」のプロデューサー、軽部徹さんによると、下北沢音楽祭では1時間で30人以上の子どもや外国人観光客らから記念撮影を求められるなど好評だったという。8月16日・17日に開催された「下北夏祭り」にも姿を現し、ツイッターで目撃情報や画像などがツイートされた。
口が「下」、リボンのしわが「北」の文字になっている「しもっきー」。性別は不明、現段階では「ふなっしー」「ちっちゃいおっさん」などのようにしゃべることはできないようだが、ほかのゆるキャラにはない「体の真正面から手が出せる」という特技を生かしDJができる。現在ダンスやスケボーも練習中と多趣味で、好きな食べ物はカレー、ラーメン、ギョーザ。
「しもっきー」のコンセプトは「下北沢の守り神」。下北沢といえば音楽や演劇、古着などのイメージもあるが、下北沢で開催するさまざまなイベントに参加できるようあえて一つのジャンルに特化しすぎないことに重きを置いている。今後について、軽部さんは「店のビラを配るなど、街のお手伝いをしたい。今日『しもっきー』がいるよと言えば、下北沢に人が訪れるような存在になれれば」と話す。