女流画家が下北沢で個展「下北沢心中」-小説がモチーフの作品など

展示作品より

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 画家のほんじょうれいこさんによる個展「下北沢心中」が7月31日より、下北沢ギャラリー Geki(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-0020)で開催される。

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 ほんじょうさんは1992年以来、植物画を中心に作品を描き続ける画家。個展やグループ展のほか、CDジャケットのイラストレーションやライブハウスの壁画制作など多岐にわたる活動を行っている。下北沢での個展は初個展以来15年ぶり。昨年、友人で人形作家の久野昌一さんが同ギャラリーで個展を行った時、その雰囲気や場所に引かれて個展を開くことを決めたという。

 同展ではアクリル画のキャンバス作品8点、水彩色鉛筆画7点の15点を展示。「江國香織さんの小説から漂う雰囲気を表現した」(ほんじょうさん)という「幸福と不幸のギリギリのバランス」をテーマに、羽根や植物をモチーフにした作品を発表する。会場では作品のほか、Tシャツ(3,800円)やポストカード(150円)などのオリジナルグッズも販売予定。

 ほんじょうさんは「私は言葉でモノを表現するのが得意ではないので、植物などのモチーフをつかって自身の感情を表現している。心の中に物語をもつすべての人に作品を見てほしい」と話している。

 展示は8月5日まで。初日にはオープニングパーティーも予定されている。

ほんじょうれいこ [REI'S FLOWER ROOM]

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