下北沢の本多劇場(世田谷区北沢2、TEL03-3468-0030)で5月29日から、劇団「大人計画」の日本総合悲劇協会シリーズ第5弾となる公演「不倫探偵~最期の過ち~」が行われる。
同劇団は、主宰の松尾スズキさんを中心に1988年に設立。宮藤官九郎さん、阿部サダヲさんなど個性的な役者やクリエーターが所属し、舞台のみならずドラマや映画などでも活躍している。同公演は「業音」(2002年)以来で、日本総合悲劇協会シリーズ公演の第5弾となる。
物語は、松尾さん演じる不倫探偵を軸に、登場人物たちの忌まわしい過去が明かされていく愛憎劇。主演の松尾さんは「今まで演出に専念していたので、いつもいろいろな都合上、余った役ばかりだった。今回は思いっきりやりたい。体が動くうちにガッツリと役者をやりきりたい」と意欲を見せる。脚本と演出は、松尾スズキさんと天久聖一さんが共同で手掛ける。出演は、松尾スズキさん、片桐はいりさん、二階堂ふみさん、皆川猿時さんなど。
東京公演は6月28日まで。開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。入場料は、全席指定で前売り・当日共6,800円。チケットは3月29日、各種プレイガイドで発売。