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下北沢で劇団「柿喰う客」の新作舞台 「本物の戦場に送り込まれる子ども」描く

「天邪鬼」ビジュアル(撮影:引地信彦)

「天邪鬼」ビジュアル(撮影:引地信彦)

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 下北沢南口の「本多劇場」(世田谷区北沢2、TEL 03-3468-0030)で9月16日から、劇団「柿喰う客」の舞台「天邪鬼」が行われる。

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 2004年に青山学院大学演劇研究会の中屋敷法仁さんが中心となり、「大学の演劇サークル同士の交流」を目的に発足した同劇団。「圧倒的なノンフィクション」を掲げて創作を行い、女優だけでシェイクスピアを上演する「女体シェイクスピア」シリーズなどの公演を行ってきた。

 同公演は、1年半ぶりの新作公演。「本物の戦場に送り込まれてゆく、戦争ごっこに興じる子どもたち」を描く。中屋敷さんは「失われてゆく現実の世界を奪還すべく、さらなる虚構の空間を築く必要を感じている。この演劇で、私たちの現実を取り戻したい」と意欲を見せる。出演は、劇団員7人のみ。

 東京公演は9月23日まで。入場料は、全席指定で、前売り・当日共に=4,800円。各種割引、開演時間は劇団の公式サイトで確認できる。チケットは、各種プレイガイドで発売中。

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