下北沢の「Bird cafe」(世田谷区北沢3、TEL 03-5467-3821)で9月10日、チェコ出身の芸術家、映像作家ヤン・シュヴァンクマイエル氏のドキュメンタリー映画「シュヴァンクマイエルのキメラ的世界」の上映会が行われる。
同イベントは、映像作品配給や絵本の出版などを手がける「レン・コーポレーション」(新宿区)の小宮義宏代表が企画した。映画上映のほか、小宮さんと映画プロデューサーの斎藤寛朗さんによるトークライブも行われる。
ヤン・シュヴァンクマイエル氏は、映像を中心に版画やコラージュ、オブジェなど多くのシュールレアリスムを根底とした作品を生み出している。今回上映されるのは、2000年に制作された長編映画「オテサーネク」の撮影風景や、彼の妻であり長年にわたって同氏の創作に大きな影響を与えたといわれる妻のエヴァさんへのロングインタビューなどが収録されている。
トークライブに参加する小宮さんは「彼の映画づくりが描かれたドキュメンタリーをきっかけに、日本の映画界において彼から学べることなどについて語りたい」と話している。
18時30分開場、19時30分上映開始。料金は1,400円。