下北沢で12月24日、街にキャンドルをともすイベント「小径(こみち)のノエル」が開催される。
雑貨屋「Rhythm9」や古本カフェ「気流舎」が中心となり、2010年から始まった同イベントは、今年で6回目。「ノエル」は、ラテン語の「誕生」を語源に持つ言葉。「死者の霊を迎えて贈り物を与え、生命の再生を願う」というクリスマス本来の意味を取り戻したいとの思いと、下北沢らしい個人店舗が点在し小径の続く街のよさをキャンドルの灯で感じてほしいとの思いから、イベントの開催に至ったという。
事務局メンバーの矢郷桃さんは「最初は10店舗に満たない数からのスタートだったが、今年は参加店舗が14店、個人店以外に初めてカトリック世田谷教会の参加も決まった」と話す。カトリック世田谷教会では当日、キャンドル点灯のほか、クリスマスミサやフリーライブも行う。
参加各店では、イベント当日スペシャルサービスを用意。カレー屋「ANJALI」では、自家製ホットワインのサービスとクリスマス限定のチキンメニューを提供。イタリア食堂&バル「KIKUCHIYA」では、予約の際に「イベントのフライヤーを見た」と言えば、グラスワインがサービスされる。スペシャルティコーヒー専門店「COFFEA EXLIBRIS」では、イブに現れる白いお化け「クリスマッシー」によるフリーライブも行う。
参加店舗は、居酒屋「山角」、カレー屋「ANJALI」(以上北沢2)、カフェ&バー「下北沢CIRCUS」(以上北沢1)、旅カフェ「cafe Stay Happy」、美容室「nikki」(以上代沢2)、イタリア食堂&バルの「KIKUCHIYA」、古着屋「FILM」、スペシャルティコーヒー専門店「COFFEA EXLIBRIS」、古本カフェ「気流舎」、タイ料理屋「ティッチャイ」、ロックバー「MOTHER」、スパイス自然食のお店「森の種」、ショップ&ラボ「DARWIN ROOM」、雑貨店「Rhythm9」(以上代沢5)。
点灯時間は、日没~22時まで(深夜営業の一部店舗は深夜まで)。雨天時は軒下や店内で開催する。