手芸作品を制作する2人組のユニット「tubutubu」の個展「うお座流星群」が9月16日から、下北沢の雑貨店「木曜館」(世田谷区北沢2、TEL 03-3412-5916)で行われる。
今回展示されるのは「ボク子」こと朴井明子さんの作品。同店の展示スペース「クロネコBOX」内で麻や毛糸を使って作られた人形やバッグなど30点以上を展示販売する。「どこの国のものかわからない、民芸品のような作風」がアンティーク布や雑貨を販売する同店の雰囲気にマッチすると考え、今回のミニ個展を企画したという。
tubutubuは「ボク子」と実の母である「ボクママ」により結成。2004年、手作り雑誌「くりくり」(糖衣社)が主催する「くりくり展」の展示作品に選出されたことをきっかけにユニットとしての創作活動を開始。昨年夏にも同店で展示を行った。朴井さんは手芸作家のほか、ダンスユニット「1080個の粒子の揺らぎ」としての活動も行っており、「手芸作品もダンスもいろんな人に見てほしいので、個展ツアーもやってみたい。今回は作品の持つ世界観を凝縮して、かつ気張りすぎない展示を心がけている」と話している。
展示は30日まで。来年は名古屋で個展を行う予定。