下北沢駅北口に4月1日、「Studio B.US Shimokitazawa」(世田谷区北沢2)がグランドオープンする。
チャイ(400円)と「自家製イベリコ豚ソーセージドック」(450円)
3年前、しもきた商店街振興組合が設立した街づくり会社「ハッスルしもきた」(同区)が運営する同施設は昨年12月1日にプレオープン。街のゴミ処理や緑の管理に充てることを目標に活動している。
「いろいろなところから人が乗り合い、出発していく」がテーマの同施設には、創業30年のたこ焼き店「大阪屋」のほか、手づくりホットドッグ店「hishimo(ヒシモ)」、工房を併設したチャイ専門店「EXPRESSER CHAI工房」、鎌倉野菜と野菜料理の「ベジストック」の4店が軒を連ねる。
「大阪屋」は、夫婦が切り盛りする関西風のたこ焼き(8個入り、350円)を提供。下北沢で昨年1月に閉店したが同施設で昨年12月に再オープン。初日から多くのファンが押し寄せた。
「hishimo」は、下北沢に店を構える同名のハーブ・スパイス料理店が出店。自家製のバンズとイベリコ豚のソーセージなど、「メイド・イン・下北沢」をコンセプトにした「クラフト・ホットドッグ」(350円~)を提供する。
「EXPRESSER CHAI工房」は、下北沢のギャラリー・カフェ「バロンデッセ ラテ&アート」とブック・カフェ「アンソロップ ショコラ&ビブリオ」が協力し出店。100%シングル・オリジンにこだわるなどの素材で、バリスタがエスプレッソマシンを使ってチャイやコーヒードリンクなどを提供する。奥にはシルクスクリーン工房があり、Tシャツや古着のリメークなどのワークショップを開く。
「ベジストック」は、鎌倉で採れた野菜を中心に販売し、「瓶詰めピクルス」(Sサイズ=300円、Mサイズ=500円)などの加工商品もそろえる。
テークアウトのほか、イートインスペースやオープンデッキを利用して食べることもできる。同社の小清水さんは「ここで飲食することやオープンデッキで行われるイベントからの利益が、街づくりに使われていけば」と意気込む。
営業時間は各店により異なる。火曜定休。