会場には大船渡、気仙沼、住田町、陸前高田市の飲食・物産ブースが並び、蒸し牡蠣や焼きホタテ、海鮮焼きそば、日本酒などを味わう多くの来場者の姿が見られた。
しもきた商店街振興組合広報の鍛治川直広さんは「今回19回目の開催となるが、回を重ねるごとにファンが増えている。リピーターの方も多い。下北沢の飲食店では東北の海鮮を使う店舗も見られるようになった。これからも下北沢の商店街と東北の事業者が連携し、共に活性化していくことを目指していきたい」と話す。
日本酒について「ちょい飲み(200円)や、30mlの飲み比べが人気。個人的には『蒼天伝』や『水鳥記』は常温、『酔仙』は熱燗で飲むのがおすすめ。都内ではなかなか味わえない日本酒を置いているので味わって欲しい」とも
北口駅前広場のしもきたスクエアでは、岩手県三陸沖広田湾産わかめの試食や芯抜き体験などのブースが楽しめる「W-1(ワカメワン)グランプリ」が同時開催されている。
広田湾漁業協同組合の戸羽新二さんによると、広田湾産わかめは「肉厚でコリコリとした食感があるのが特徴。汁物に入れても溶けにくく、緑が鮮やか」。試食ブースでは他の産地のわかめと食べ比べができる。わかめの詰め放題は小学生以下の児童に限り、先着100名まで無料で提供する。「高値で販売されているわかめだが、良いものを小さいうちからたくさん食べて欲しい」と鍛治川さん。
1月28日の開催時間は、11時~18時。