下北沢のライブハウス「下北沢ガレージ」が現在、「SAVE THE 下北沢ガレージ」プロジェクトを展開している。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言を受け、「下北沢ガレージ」は現在、通常のライブ開催を自粛している。継続のための努力として、スタッフや出演者の感染対策を徹底した上で客入れをしないライブのインターネット配信や、過去のライブ映像を編集した動画配信などを行っているが、現状が続くと今後の営業継続は難しいという。そこで「下北沢ガレージ」では4月27日から、クラウドファンディングサイト「モーションギャラリー」を通じ、現在の苦境を乗り越えた後にライブハウスとして復活するためのプロジェクト「SAVE THE 下北沢ガレージ」を立ち上げ、支援者を募集している。
「下北沢ガレージ」は1994(平成6)年にオープンし、現在まで26年間で数千に及ぶ出演者と延べ100万人近くの来場者を数えるライブハウス。音楽を始めたばかりの人たちの登竜門、道場としての役割も果たしてきた。オーナーのワタナベシンジさんは「今後もライブハウスでの感動を提供し、共有していきたい。皆さまにご支援いただければ」と呼び掛ける。
「SAVE THE 下北沢ガレージ」の応援プランは1,000円~30万円。リターン品は、有料動画配信チケットやTシャツなどのオリジナルグッズ、年間パスポートやガレージ1日使用権、スタッフによるライブハウス職業体験セミナーなどを予定している。
支援募集は5月29日まで。