新型コロナウイルスの影響により経営危機にある下北沢の多くの店舗を救うため、好きな店を選んで支援するプロジェクトが、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で展開されている。
今回のプロジェクトは、下北沢で商売をしている店舗の継続的経営の応援を目的としたもの。支援者は加盟店舗から応援したい店を選んで支援する仕組み。加盟店舗は飲食店を中心に小売店やダンススタジオなど約60軒あり、今後も随時更新予定だという。
プロジェクトを立ち上げたのは、自身も下北沢で飲食店を経営し、「インバウンドの分野で仲間の店を少しでもサポートしたい」という思いから外国人観光客向けの下北沢ツアー「Shimokitazawa Underground Tour」も行っている後藤麻里奈さん。イチローのものまね芸人のニッチロー’さんも応援キャラクターとして参加する。
後藤さんは「個性的なお店がたくさんあってこその下北沢だが、コロナの影響で多くの店舗が大変な状況に置かれている。私の大好きな地元・下北沢を何とかして守りたい、そんな思いで、いわば『クラウド募金箱』を作った。『あなたの下北沢』を思い浮かべていただけたら」と支援を呼び掛ける。
支援は一口1,000円から。リターンはプロジェクトの特設インスタグラム上にお礼のメッセージと共に支援者の名前(ペンネーム)と金額を掲載。支援はしたいが掲載されたくない場合も対応する。
支援募集は5月31日まで。