東北沢駅から世田谷代田駅までの線路跡地「下北線路街」に8月25日、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」が導入された。
専用アプリを使って「ポート」と呼ばれる電動マイクロモビリティの駐車スペースを探し、乗り物のロックを解除することで利用できるもの。借用・返却の場所は、同サービスのポート内から自由に選べる。
同サービスは、今年5月にサービスを開始し、これまで渋谷区、目黒区、港区、世田谷区、品川区、新宿区の6エリアで展開してきた。下北線路街のループ設置場所は、イベントスペース「空き地」と、複合施設「BONUS TRACK」の2カ所。それぞれ5台ずつ小型電動アシスト自転車を設置した。
同サービスを展開するLuup(渋谷区)社長の岡井大輝さんは「日々の通勤などの移動で使っていただくことが多く、1~2駅の距離にオフィスがある方に、3密を避けるための移動手段として活用いただいている。小回りが利き、デザインが特徴的なので、女性の方にも比較的多く利用されている」と話す。
「下北沢のような魅力的なスポット、店舗が多い街には、小回りの利く小型電動アシスト自転車の移動はとても相性が良いと考えている。下北沢エリアでのポート拡大に引き続き力を入れていくので、日々の通勤通学に加え、下北沢巡りも体験してほしい」とも。
料金は、初乗り10分=100円、以降1分=15円。