下北沢の小劇場、ザ・スズナリ(世田谷区北沢1)で8月16日から、「観(み)るお化け屋敷」が開催される。
2022年に初開催した「観るお化け屋敷」は、日本の夏の風物詩であるお化け屋敷を、演劇として上演する企画。昨年は4日間で計1000人を動員した。今年は2回目の公演となる。
今回上演する演目「45分」は、江戸時代からのあやつり人形の伝統を受け継ぐ「糸あやつり人形一糸座」と協力し、ろうそくの明かりの中で人形と俳優が共演するホラーショー。
「観るお化け屋敷」を主催する下北沢企画代表で舞台監督としても出演する森下紀彦さんは「劇場が多い下北沢は古い街並みを大事にして暮らす住民と若者が入り交じった不思議な場所で、その不思議さに引かれて人が集まる。昨年はこれまで下北沢や劇場に足を運んだことがないというお客さまも来てくれた。今回の公演もスズナリという老舗の小劇場を生かし、若者や海外の方々にも楽しんでもらえるよう企画した」と話す。
上演期間は8月16日~20日。開演時間は、16日・17日=19時、18日=17時・20時、19日・20日=14時・17時・20時。チケットは前売り・当日共通=3,000円。