「月」をテーマにしたアートフェスティバル「ムーンアートナイト下北沢2024」が、9月13日から下北沢で開催される。主催は下北沢商店連合会、小田急電鉄(新宿区)、スタートバーン(文京区)。
「ムーンアートナイト下北沢」のシンボル作品「Museum of the Moon」
「ムーンアートナイト下北沢」は、一昨年の初開催時には約32万人、昨年は40万人を動員したという大型イベント。シンボル作品として、「下北線路街 空き地」(世田谷区北沢2)に英国のアーティスト、ルーク・ジェラムさんが手がけた直径7メートルの月のオブジェ「Museum of the Moon(ミュージアム オブ ザ ムーン)」やオーストラリアを拠点とするアーティストのアマンダ・パーラーさんが手がけたウサギの姿を模した「Intrude(イントゥルード)」を3年連続で展示する。日本初展示作品としてオーストラリアのアーティストグループ、アトリエ・シスによる「Elysian Arcs(エリシアン アークス)」を「BONUS TRACK」(代田2)隣接駐車場に展示する。
有料会場となる東北沢駅屋上や世田谷代田駅地下にも作品を展示するほか、下北沢エリアのギャラリーや飲食店で月やウサギをテーマにした商品や企画を展開。期間中に下北沢の街中に配置された2次元コードを専用アプリで読み取ることで、10種類の限定NFT(非代替性トークン)アートをコレクションできるスタンプラリーも開催する。
小田急電鉄エリア事業創造部の神保裕香さんは「店舗のコラボメニューやイベントなど、月をテーマに街のプレーヤーが一体となってにぎわいをつくるアートフェス。普段は芸術文化に触れる機会が少ない方にも、街歩きを通じてシモキタエリアの滞在を楽しんでもらいたい」と話す。
アート作品の展示は15時~21時。料金は、東北沢駅屋上と世田谷代田駅地下への入場とNFTスタンプラリー参加が可能なライトチケット=1,000円、オリジナルトートバッグや対象店舗で利用できる割引券を含むスタンダートチケット=2,000円。9月29日まで。