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下北沢に「台本カフェ・バー」 映画館と連携、多面的に楽しむ仕掛けも

下北現像所外観。手前は代表の大高健志さん

下北現像所外観。手前は代表の大高健志さん

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 カフェ・バー「下北現像所」が、12月1日、下北沢の商業施設「BONUS TRACK」(世田谷区代田2)にオープンした。

映画の撮影台本が並ぶ店内

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 映画の台本を読みながら、クラフトコーラやカヌレを楽しめる同店。「下北現像所」は、クラウドファンディングプラットホーム「MOTION GALLERY」が主体となり、「映画が身近にあることで、日々がちょっと豊かになる場所をつくりたい」との思いから設立。「身近で手触り感のある鑑賞体験が生まれる場所」を目指し、映画制作の原点となる「台本」を店内に多数取りそろえ、「映画をDIG(ディグ)る」楽しさや体験を提供する場を目指す。

 閲覧可能な台本は、「MOTION GALLERY」が運営に携わる下北沢の映画館「K2」で上映された作品や、「MOTION GALLERY」でクラウドファンディングを行った作品という。「手作り感」と、映画館の定番の飲み物との考えから、ドリンクは全国から取り寄せたクラフトコーラ(690円~)を6種類用意。映画館で食べても音がしない、匂わない、こぼれない物として、オリジナルカヌレ(390円~)を販売。映画館「K2」への持ち込みにも対応する。

 今後は、台本と並んで映画の重要な媒体である「フィルム」にも着目し、かつての自主映画、学生映画で利用された「8mmフィルム」のワークショップや、フィルム自体の販売、現像サービスなども予定する。

 「MOTION GALLERY」代表の大高健志さんは「映画館の『K2』と提携しているため、鑑賞前に持ち込み用にドリンクを買ったり、鑑賞後は台本を読んだり、映画について話してみたりといった習慣が根付けば」と話す。

 営業時間は12時~22時。月曜定休。

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