
「月」をテーマにしたアートフェスティバル「ムーンアートナイト下北沢2025」が、9月19日から、下北沢で開催される。主催は下北沢商店連合会、小田急電鉄(新宿区)、スタートバーン(文京区)。
ネリー・ベン・ハユン・ステパニアンさんの「シュレーディンガーズキャッツ」
「2022年から毎年開催され、今年で4回目となるイベント。 毎年の顔となるのは、「下北線路街空き地」に展示されるルーク・ジェラムさんによる直径7メートルで月を再現したオブジェ「Museum of the Moon(ミュージアム オブ ザ ムーン)」。今年初の展示は「BONUS TRACK」隣の駐車場に設置されるネリー・ベン・ハユン・ステパニアンさんの「シュレーディンガーズキャッツ」。通常は入れない東北沢駅屋上には、森貴之さんによる天球上のドーム「Uranometria(ウラノメトリア)」を展示する。いずれも展示時間は15時~21時。
新たな企画として、没入型体験イベント「イマーシブシアター『猫町』」を開催。物語の一部になって体験してもらう。下北沢周辺で活動するアーティストの永原真夏さんは26日、「下北線路街空き地」でライブ開き、書き下ろした当イベントテーマソング「ムーンライト」などを演奏する。「下北沢SHELTER」「下北沢BASEMENTBAR」などのライブハウスは月をテーマにした音楽ライブやイベントを行う。作品解説や下北沢文化にまつわる音声コンテンツをWebアプリ「FUN FAN NFT」で提供する。
小田急電鉄エリア事業創造部の岸田拓朗さんは「街歩きを通じてシモキタエリアの滞在を楽しんでほしい」と参加を呼びかける。
10月5日まで。