北沢タウンホール(世田谷区北沢2、TEL 03-5478-8007)で3月2日、インディペンデント作品の上映会「シモキタザワな上映会」が行われた。主催は下北沢映画祭実行委員会。
同委員会の企画部が立案した上映会は、来年5月に予定されている下北沢映画祭の本祭へ向けてのプレ企画として開催された。上映会では13作品の応募があり、その中から選考された5作品に招待作品1作品を加えた計6作品を上映した。1作品の長さは約30分。個性的な作風で「既存の映画概念を覆すような作品」(実行委員会の太田さん)や、サブカルチャーに強い「下北沢らしさ」がにじみ出た作品が集まった。
同委員会は、2006年10月にソーシャルネットワークmixiで基盤となるコミュニティーを発足。その後、昨年4月に、同会の前身となるNPO団体「フィルミー」を立ち上げた。
太田さんは「実行委員会は映画会社などのバックアップがなく、ボランティアのみで結成されているためイベントを実現するまでに苦労した。今後は、若く才能にあふれる人たちの発表の場として発展させていきたい」と話す。
5月には第2回、9月にはプレ・イベントとしてより規模を大きくした上映会を予定している。
「下北沢映画祭」実現に向け説明会開催-9月にプレイベントも(下北沢経済新聞)8ミリフィルム作品上映会-来春開催「下北沢映画祭」に向けて(下北沢経済新聞)シモキタザワな上映会