下北沢を拠点に活動するインディーズブランド「奇譚屋(きたんや)デザインファクトリー」は3月12日~16日、下北沢の「ギャラリーGeki」(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-0020)で「THE ART OF KINBAKUSTRAP~緊縛ストラップの世界展2~」を開催する。
食べ物や動物のモチーフを亀甲縛りにした「緊縛ストラップ」を制作するのはクリエーターの井辻さん。個性的な作品が口コミなどで広まり、2007年2月に行われた1回目の個展を紹介した下北沢経済新聞の記事は、1年経った現在でも記事別アクセス数ランキングの上位を常にキープしている。
作品はひとつずつ粘土で型から手作りし、最後の仕上げに麻縄や彩色したタコ糸で「縛り上げ」2週間に約100個のペースで完成させる。「世の中の話題になったものは大体モチーフにしてきた」という井辻さんが今までに作ってきたモチーフは350種類以上。さらに同展に向け、犬や仮面をかぶった猫などに加えてナマハゲまでがモチーフになった約10種類の新作(1,200円~)を用意しているという。会場では人気のあるうさぎとカメ、黒猫などを含めた約500個を販売。また、亀甲縛りのデザインをプリントした新作の「緊縛Tシャツ」(予価4,200円、2種類2色)も発表する予定。
井辻さんは「個展やイベントごとに新しいモチーフを作ってきた。自分はリアルに作ったキャラクターが気に入っているが、若い女性に人気なのはやはりかわいらしいもの。とにかく実物をひと目見に来てほしい」と話している。
開館時間は13時~19時30分(16日のみ18時まで)。入場無料。
下北沢で「緊縛ストラップ」展-東京タワーも亀甲縛りに(下北沢経済新聞)下北沢経済新聞2007年間PVランキング、1位は「緊縛ストラップ」奇譚屋デザインファクトリーギャラリーGeki