3月20日から始まった「第39回全国春の高校バレー」で、東京都代表の下北沢成徳高校(世田谷区代田6)が同日、初戦を突破した。
11時5分から行われた対和歌山信愛女短大付属高等学校(和歌山市)との試合で、同校は正確なサーブで和歌山信愛の守備を崩し、2セットを連取。2回戦へコマを進めた。
同校は1927年に商業学校として設立され、2003年に下北沢成徳高等学校に改称。春高バレーの強豪校として知られており、卒業生には全日本代表の大山加奈選手や木村沙織選手がいる。2002年、2003年と連覇を果たし存在感のあるプレーで他校を圧倒してきたが、昨年は初戦で敗退。今大会への期待が高まっている。
春高バレー出場についての地域住民の関心も高く、下北沢駅に「祝・出場」の垂れ幕が飾られているほか、地元商店街では同校を応援する貼り紙を張り出している店舗も多い。
2回戦は22日15時10分から、静岡県代表の島田商業高等学校と対戦予定。国立代々木競技場第一体育館で行われている同大会は今月26日まで。