店主は作家の藤谷治さん-下北沢の書店「フィクショネス」が10周年

「マリッジ:インポッシブル」の表紙はおおたうにさんが手がけた

「マリッジ:インポッシブル」の表紙はおおたうにさんが手がけた

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 下北沢南口の書店「ficciones(フィクショネス)」(世田谷区北沢2、TEL 03-5430-6352)が7月4日でオープンから10周年を迎えた。

 同店は1998年にオープン。店主で作家の藤谷治さんがセレクトした文芸作品や児童書などの書籍を扱うほか、持ち込みの小説、エッセーなどの作品の委託販売も行なっている。藤谷さんはその後、書店を訪れた編集者に声をかけられたことがきっかけで2003年に作家デビュー。作家活動を始めてからは、約10坪の店内の約半分を販売スペース、残りの半分を執筆スペースとして使用している。

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 作家デビューからは約5年だが、精力的に作家活動を続け、7月20日には12冊目の小説「マリッジ:インポッシブル」(祥伝社)を刊行。最近では名古屋や福岡、海外からも足を運ぶ熱心なファンもいるという。

 藤谷さんは同店への思いを「フィクショネスは僕にとって『店』というより出会いと仕事の場。この場所で小説を書くのが僕の『リアル』でもある。いつでもこの場所にいるので、日本で一番会いやすい小説家じゃないかな(笑)」と話す。

 営業時間は13時~20時。水曜定休。

フィクショネス下北沢の書店で毎月定例の句会-参加者は20代~30代中心(下北沢経済新聞)書店「ficciones」の藤谷治さんが書き下ろし長編「下北沢」を出版。(下北沢経済新聞)

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