ギャラリィトウキョウジョウ(世田谷区北沢2、TEL 03-3418-4007)で7月15日、16日の2日間、アートフリーマーケットが行われた。
同ギャラリーは、店主のふんずさんがニューヨークのイーストビレッジにあった古着屋を5年前に下北沢へ移転させたのが始まり。東京移転の際下北沢を選んだ理由は「大きな商業ビルがなく、様々な人が行き交う様子がイーストビレッジと共通していたから」だという。
下北沢でも当初は古着屋として営業していたが、2006年5月からはギャラリーへと移行した。ギャラリーは利益を追求せず、まだ世に知られていないアーティストたちに場所を提供し盛り上げていくのが目的。このギャラリーがアーティスト・友人・来店者の交流の場になり、新たな文化・創造が生まれることを期待しているという。
通常は個人アーティスト展示を行っているが、今回はギャラリー初の企画イベントとして「ロータスマーケット」と名付けられたアートフリーマーケットを行った。イベントは作品を実際に手に取ったりと五感を駆使した作品展示が多くお客さんも理屈抜きに楽しんでいるようだった。
ロータスとは英語でお釈迦様を連想させる蓮の意。「ここでの売り上げの一部を下北沢の街のために使いたい。そうした意味を込めてロータスマーケットと名付けた」(ふんずさん)という。
ギャラリィトウキョウジョウ