今年7月から9月にかけて、テレビ朝日系列で放送されたドラマ「下北サンデーズ」(全9話)のDVDが12月22日、発売・レンタルリリースされた。
発売されたのはVol.1からVol.5(単品各3,990円)の5枚。全9話で、それぞれ2話ずつ収録されている(Vol5のみ第9話分のみ)。アウターケースがついた5枚組みDVD-BOX(19950円)も同時に発売された。いずれもテレビ放送ではカットされたシーンを完全収録したディレクターズ・カット版で収録されている。
ドラマ「下北サンデーズ」は、演劇の街下北沢を拠点に活動する架空の劇団「下北サンデーズ」の劇団員たちの青春物語を題材にした作品。舞台にかける若者たちの夢と、美しくも貧しい劇団生活がコミカルに、そしてリアルに描かれた青春ドラマ。原作は「池袋ウエストゲートパーク」の石田衣良さん、演出は「トリック」「ケイゾク」などを手がけた堤幸彦さん、そして主題歌は藤井フミヤさんが担当した。
また、主役の上戸彩さんをはじめ、「劇団☆新感線」の古田新太さんや、元「惑星ピスタチオ」の佐々木蔵之介さんなど、舞台出身の個性豊かな俳優陣が競演も話題に。撮影も下北沢の街で行われ、「OFF・OFFシアター」や「駅前劇場」など実際にある店や劇場が次々登場、最終回には本多劇場オーナーの本多一夫さんが本人役で特別出演し、下北沢が凝縮されたような作品となった。