下北沢西口のギャラリー「おばあちゃん家」(世田谷区北沢2、TEL 090-5440-8893)で3月20日~22日、絵本の展示会「絵本の国からこんにちは」が開催される。
主催は女子美術大学短期大学部の絵本サークル。昨年サークルを立ち上げた創設メンバーの牛嶋麻里奈さんと寒河江なつ美さんが中心となり、開催にこぎ着けた。サークルのメンバー21人が制作した手作りの絵本を約30点展示。来場者はすべての絵本を手に取って読むことができる。また、メンバーがオリジナルで制作した紙芝居の実演会や、手作りポストカードなどの販売も行う。
同サークルが公の場で展示会を行うのは今回が初めて。展示場所として下北沢を選んだ理由について、牛嶋さんは「下北沢はよく遊びに来る場所。初めての展示会は絶対に下北沢でやりたかった」と話す。
絵本が持つ魅力について、寒河江さんは「自分にとって、絵本が一番描きたいものを表現しやすい。大人の方も、子どものころに感じたのとはまた違う絵本の魅力を感じてもらえれば」と話す。牛嶋さんは「普段は絵本を手にしない人も気軽に足を運んでもらって、絵本の楽しさを知ってほしい。ギャラリー内にはいすも用意しているので、座ってじっくりと絵本を読んでいってほしい」と話す。
開催時間は11時~18時。入場無料。