下北沢に「大正・昭和の洋館」風の美容室-新婚美容師夫婦が開業

昭和にタイムスリップしたかのような気分になる店内

昭和にタイムスリップしたかのような気分になる店内

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 下北沢南口に美容室「ソレイユ」(世田谷区北沢2、TEL 03-3412-3949)がオープンして1カ月が過ぎた。

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 店舗面積は15坪。カット席4席、シャンプー台2台を用意する。内装コンセプトは「温故知新」。オーナーの山本聖さん、安部希美子さん夫妻によると、「大正・昭和時代の日本人が考える西洋風のインテリアにした」という。店内はアンティーク家具であふれ、蓄音機、ボンボン時計、足踏みミシンなどがクラシックな雰囲気を演出する。店名の「ソレイユ」は、フランス語で「太陽」または「ひまわり」の意味。「温かみのある、明るい店であるように」という願いを込めたという。

 山本さんは原宿の美容室で13年、安部さんは下北沢の美容室で11年の勤務経験がある。独立したきっかけについて、夫妻は「美容師の仕事をずっと続けたい、自分たちの店を持ちたいという思いがあったから。半年前の結婚がいい機会になった」と話す。同店のある場所には20年間経営を続けた美容室があり、安部さんが店長を務めていた。当時のオーナーに勧められ、開店を決めたという。

 メニューは、カット(5,250円)、カラー(6,300円~)、トリートメント(3,150円)など。着物の着付けも行っており、和服に合わせたヘアメークのサービスも。「ベテランの着付師さんにお願いしている。結婚式や七五三、卒業式などの際には事前予約していただければトータルでスタイリングすることもできる」(安部さん)。

 安部さんは「マンツーマンで、最初から最後まで真心を込めた接客を心掛けている。ゆっくりとした時間と非日常の空間のなかで、疲れを癒やしてもらえれば」と話す。

 営業時間は11時~21時(受け付け20時まで)。火曜・第3水曜定休。

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