江戸懐石の料理人が六古窯の器を使った和食店

「六古窯」店外観

「六古窯」店外観

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 下北沢に和食店「六古窯(ろっこよう)」(世田谷区北沢2、TEL 03-3467-6380)がオープンした。

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 7坪の店内にカウンター5席、テーブル12席を設ける。江戸懐石を学んだ主人の日笠さん夫婦が昨年12月4日にオープンした。店内にはイラストレーターでもある妻の由美子さんの絵が飾られるなど、手作り感のあふれる暖かい空間になっている。

 コンセプトは、店名の通り「六古窯」。六古窯とは、瀬戸、常滑、越前、信楽、丹波、備前の窯場を指し、これらの窯場からあがったものが日本生粋の焼き物であると言われている。日笠さんはこの六カ所の窯場を回り、約300点の器を買い付けたという。

 メニューは、岡山の下津井から直送の鮮魚が中心。都内では珍しいマテ貝(650円)や下津井の大だこ(700円)など、季節や仕入れによってメニューを変えている。和食は高いというイメージを払拭したいという日笠さんの意向により、一品500円~1,500円と下北沢の客層に合わせた価格を設定した。平均単価は3,000円~4,000円を見込む。

 日笠さんは「器の知識などは関係なく、お客さんがゆっくり食事やお酒を楽しめる店にしていきたい」と話している。営業時間は17時~24時。火曜定休。

六古窯

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