下北沢にB級グルメ専門店「くわちゃん」-「廣島くれえぷ」などの店頭販売も

開店祝いに届けられた花の奥が店頭販売の窓口

開店祝いに届けられた花の奥が店頭販売の窓口

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 下北沢南口に5月27日、B級グルメ専門店「くわちゃん」(世田谷区北沢2、TEL 03-5790-9816)がオープンした。

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 経営は、玩具・雑貨の企画・販売を手がけるウィンウィンスタイル(足立区)。同社は「キン肉マン消しゴム」などのヒット商品の生産を行ってきたクワガタ(台東区)の子会社で、飲食業界への参入は初。代表の林高史さんは「これまでの事業は企業間取引がメーン。飲食業界で顧客のダイレクトな反応を得たい」と話す。「下北沢は若いチャレンジ精神にあふれた街。どこまでできるか挑戦したい」とも。

 店舗面積は厨房を含め10坪。席数はテーブル、カウンター含めて15席。「飲食店は1坪2席とも言われるが、お客さんにゆったりとくつろいでほしいと考え、1席分のスペースを広めに確保するよう努力した」という。内装は赤を基調にまとめ、壁には林さんがモットーとしている「どんなに褒められても一流と思い込むんじゃない」という言葉を記した巨大なしゃもじ風のオブジェを掲げている。

 食材は、国内産で未出産の雌牛や陸奥湾の新鮮なアワビなど、林さんが現地で食べ歩き、直接交渉で仕入れてきたもの。中でも「ホルモンのみそだれいため」(840円)は、「まずかったら料金を返す」とうたう同店自信のメニュー。「生レバー」(720円)も「ぜひ食べてほしい」という。

 このほか、豚の角煮やステーキをクレープ状に薄く伸ばしたお好み焼きの生地で包み込んだ「廣島くれえぷ」(300円~)は同店オリジナル。食べ歩きの需要を見込み、手持ちサイズの紙製カップで提供する「中華そば」(500円)とともに店頭でも販売する。料理長は、広島風のお好み焼きの専門店街「お好み村」(広島市中区)に15年勤めた後、林さんにスカウトされた山田和彦さん。山田さんは「食材には本当にこだわっている。損はさせない」と話す。

 営業時間は11時~14時、17時~24時。水曜定休。

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