プレスリリース

【オフィス・商業施設の売上集計業務の実態】約半数が、「紙」「Excel」など非デジタルで実施業務課題の解決に向けて、8割以上がデジタル化に期待

リリース発行企業:株式会社シムトップス

情報提供:

 国内シェアNo.1の現場帳票システム「i-Reporter」を提供する株式会社シムトップス(本社:東京都品川区、代表取締役:水野貴司)は、不動産企業にてオフィスビル/商業施設の売上集計業務経験がある担当者97名を対象に、オフィス・商業施設の売上集計業務に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。



- 01|約半数が、売上データの集計を「紙」「Excelやスプレッドシート」など非デジタルで実施
- 02|非デジタルでの売上集計による課題、「集計ミスや入力ミスで手戻りが発生する」が66.7%で最多
- 03|8割以上が、デジタル化による課題解決に期待、約半数が、時間的余裕ができれば「売上データの深掘り分析やレポート作成」に注力したい意向


本調査のダウンロードはこちら:https://application.i-reporter.jp/download.research12


■調査概要
- 調査名称:オフィス・商業施設の売上集計業務に関する実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー(R)?」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2025年2月3日~同年2月20日
- 有効回答:不動産企業にてオフィスビル/商業施設の売上集計業務経験がある担当者97名


※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

≪利用条件≫
1 情報の出典元として「i-Reporter」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://i-reporter.jp/


■約半数が、売上データの集計を「紙」「Excelやスプレッドシート」など非デジタルで実施
 「Q1.現在、売上データの集計はどのように行っていますか。過去に担当していた方は、担当していた当時の最新の方法をお選びください。」(n=97)と質問したところ、「紙」が7.2%、「Excelやスプレッドシート」が39.2%という回答となりました。

Q1.現在、売上データの集計はどのように行っていますか。過去に担当していた方は、担当していた当時の最新の方法をお選びください。

・紙:7.2%
・Excelやスプレッドシート:39.2%
・POSレジ:10.3%
・専用のパッケージソフトウェア:19.6%
・自社開発のシステム:21.6%
・その他:2.1%


■非デジタルでの売上集計について、「売上データの回収」や「売上データの転記・集計」の負担を実感
 Q1で「紙」「Excelやスプレッドシート」と回答した方に、「Q2.非デジタルでの売上データの集計に関して、負担を感じている、感じていた業務は何ですか。(複数回答)」(n=45)と質問したところ、「売上データの回収」が48.9%、「売上データの転記・集計」が44.4%、「記録間違いや漏れの確認・修正依頼」が37.8%という回答となりました。

Q2.非デジタルでの売上データの集計に関して、負担を感じている、感じていた業務は何ですか。(複数回答)

・売上データの回収:48.9%
・売上データの転記・集計:44.4%
・記録間違いや漏れの確認・修正依頼:37.8%
・集計後の売上データと実データのチェック業務:28.9%
・過去の売上データの検索・確認:24.4%
・報告資料作成:17.8%
・その他:0.0%
・特にない:8.9%
・わからない/答えられない:6.7%


■非デジタルでの売上集計による課題、「集計ミスや入力ミスで手戻りが発生する」が66.7%で最多
 Q1で「紙」「Excelやスプレッドシート」と回答した方に、「Q3.売上データの集計が非デジタルであることによって、生じた課題を教えてください。(複数回答)」(n=45)と質問したところ、「集計ミスや入力ミスで手戻りが発生する」が66.7%、「データの修正や更新に手間がかかる」が44.4%、「データ入力や集計に時間がかかるため、他の業務に支障が出る」が42.2%という回答となりました。

Q3.売上データの集計が非デジタルであることによって、生じた課題を教えてください。(複数回答)

・集計ミスや入力ミスで手戻りが発生する:66.7%
・データの修正や更新に手間がかかる:44.4%
・データ入力や集計に時間がかかるため、他の業務に支障が出る:42.2%
・複数人での同時編集が難しく、情報の共有が遅れる:26.7%
・他部門や本社とのデータ共有に時間がかかり、連携が非効率的になる:15.6%
・過去データの検索や分析が困難で、迅速な意思決定ができない:11.1%
・紙のデータやファイルが紛失・破損するリスクがある:8.9%
・その他:0.0%
・特にない:8.9%
・わからない/答えられない:4.4%


■「情報の遅れによりトップダウンが遅くなる」や「担当者しか分からないやり方になっており、非効率」などの課題も
Q3で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、売上データの集計が非デジタルで行われることによって生じた課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=39)と質問したところ、「情報の遅れによりトップダウンが遅くなる」や「担当者しか分からないやり方になっており、非効率」など30の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
- 情報の遅れによりトップダウンが遅くなる。
- 担当者しか分からないやり方になっており、非効率。ミスがわかりづらい。
- 人員ミスが起こる。
- 操作を理解していない人に教えるのが大変。
- 過去のデータの取り出しに時間がかかる。



■8割以上が、売上集計をデジタル化することで「課題が解決できる」と期待
 Q3で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.売上データの集計をデジタル化(システム化)することで、Q3で回答した課題を解決できると思いますか。Q3で複数回答された場合は、最も重大なものについてお答えください。」(n=39)と質問したところ、「非常にそう思う」が33.3%、「ややそう思う」が51.3%という回答となりました。

Q5.売上データの集計をデジタル化(システム化)することで、Q3で回答した課題を解決できると思いますか。Q3で複数回答された場合は、最も重大なものについてお答えください。

・非常にそう思う:33.3%
・ややそう思う:51.3%
・あまりそう思わない:10.3%
・全くそう思わない:0.0%
・わからない/答えられない:5.1%


■売上集計システムに対する不満、「トラブル発生時のサポートが不安」「テナントへの説明業務が負担」が上位
 Q1で「POSレジ」「専用のパッケージソフトウェア」「自社開発のシステム」と回答した方に、「Q6.現在、売上データの集計で使用しているシステムに対する不満を教えてください。過去に担当していた方は、担当当時に使用していたシステムに対する不満をお答えください。(複数回答)」(n=50)と質問したところ、「トラブル発生時のサポートが不安」が32.0%、「テナントへの説明業務が負担」が30.0%、「セキュリティ面のリスク」が20.0%という回答となりました。

Q6.現在、売上データの集計で使用しているシステムに対する不満を教えてください。過去に担当していた方は、担当当時に使用していたシステムに対する不満をお答えください。(複数回答)

・トラブル発生時のサポートが不安:32.0%
・テナントへの説明業務が負担:30.0%
・セキュリティ面のリスク:20.0%
・操作が難しい:16.0%
・費用が高い:16.0%
・利用できる媒体が限られている:10.0%
・その他:0.0%
・特にない:22.0%
・わからない/答えられない:4.0%


■約半数が、売上集計業務の自動化・システム化により時間に余裕ができた場合、「売上データの深掘り分析やレポート作成」をしたいと回答
 Q1で「紙」「Excelやスプレッドシート」と回答した方に、「Q7.売上データの集計業務が自動化・システム化され、時間の余裕ができた場合、どのような業務に充てたいですか。過去に担当していた方は、担当当時に自動化・システム化されていた場合を想定してお答えください。(複数回答)」(n=45)と質問したところ、「売上データの深掘り分析やレポート作成」が46.7%、「テナントや顧客との関係強化のためのコミュニケーション」が37.8%、「部門間の連携や調整業務の強化」が37.8%という回答となりました。

Q7.売上データの集計業務が自動化・システム化され、時間の余裕ができた場合、どのような業務に充てたいですか。過去に担当していた方は、担当当時に自動化・システム化されていた場合を想定してお答えください。(複数回答)

・売上データの深掘り分析やレポート作成:46.7%
・テナントや顧客との関係強化のためのコミュニケーション:37.8%
・部門間の連携や調整業務の強化:37.8%
・施設や設備のメンテナンス計画の立案・実施:28.9%
・社内業務の効率化や改善プロジェクトへの参加:24.4%
・新規ビジネスの企画や施策の立案:17.8%
・チームメンバーの育成やスキルアップのサポート:15.6%
・その他:0.0%
・特にない:8.9%
・わからない/答えられない:6.7%


■売上集計業務のシステム化に必要なサポート、「導入前の十分なテストと調整期間の確保」や「オペレーショントレーニングの徹底」など
 Q1で「紙」「Excelやスプレッドシート」と回答した方に、「Q8.売上データ集計業務のシステム化に向けて、どのようなサポートが必要だと思いますか。(複数回答)」(n=45)と質問したところ、「導入前の十分なテストと調整期間の確保」が44.4%、「オペレーショントレーニングの徹底」が42.2%、「現場の意見反映」が40.0%という回答となりました。

Q8.売上データ集計業務のシステム化に向けて、どのようなサポートが必要だと思いますか。(複数回答)

・導入前の十分なテストと調整期間の確保:44.4%
・オペレーショントレーニングの徹底:42.2%
・現場の意見反映:40.0%
・テナントを含めた、担当者での話し合いの設定:33.3%
・業務フローの見直しと改善:33.3%
・マニュアルの整備:26.7%
・ヘルプデスクなどの問い合わせ窓口の設置:15.6%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:8.9%


■売上集計システムに求める機能、「収集したデータの自動集計・分析機能」が45.4%で最多
 「Q9.売上データ集計業務では、どのようなシステムの導入が理想的だと感じますか。(複数回答)」(n=97)と質問したところ、「収集したデータの自動集計・分析機能」が45.4%、「様々な売上データ形式への柔軟な対応」が39.2%、「入力ミスの警告とアラート通知機能」が37.1%という回答となりました。

Q9.売上データ集計業務では、どのようなシステムの導入が理想的だと感じますか。(複数回答)

・収集したデータの自動集計・分析機能:45.4%
・様々な売上データ形式への柔軟な対応:39.2%
・入力ミスの警告とアラート通知機能:37.1%
・幅広い業務システムとの連携:36.1%
・直感で使いやすいユーザーインターフェース:32.0%
・テナントや物件ごとの売上推移の一覧化:28.9%
・クラウドでのデータ一元管理:21.6%
・AIを活用した売上予測や提案機能:18.6%
・権限管理などの充実したセキュリティ対策:12.4%
・その他:1.0%
・特にない:3.1%
・わからない/答えられない:5.2%


■まとめ
 今回は、不動産企業にてオフィスビル/商業施設の売上集計業務経験がある担当者97名を対象に、オフィス・商業施設の売上集計業務に関する実態調査を実施しました。

 まず、約半数の企業が、「紙」や「Excelやスプレッドシート」といった非デジタルの手段で売上データを集計していることが分かりました。一方で、非デジタルで売上集計を行っている担当者は、「売上データの回収」(48.9%)や「売上データの転記・集計」(44.4%)の負担を感じており、「集計ミスや入力ミスで手戻りが発生する」(66.7%)などの課題を抱えています。こうした課題に対して、8割以上が、売上集計をデジタル化することで「課題が解決できる」と期待を寄せており、業務の自動化によって生まれる時間を「売上データの深掘り分析やレポート作成」(46.7%)などに充てたいという意向を示しました。

 今回の調査では、オフィスビル・商業施設における売上集計業務の非効率性が浮き彫りになりました。こうした状況を受け、デジタル化によるビジネス価値向上を望む声が多く寄せられています。さらに、業務効率化によって生まれた時間を戦略的な業務に充てることで、より効果的なビジネス運営が期待できるでしょう。

本調査のダウンロードはこちら:https://application.i-reporter.jp/download.research12

■現場帳票の電子化なら「i-Reporter(アイレポーター)」



「i-Reporter(アイレポーター)」は国内トップシェア(※)の現場帳票システムです。入出庫や棚卸作業などの在庫管理業務、QSCチェックなど店舗で発生する報告書のデジタル化が誰でも簡単に実現できます。デジタル化した報告書は自動入力機能・写真撮影・バーコード読み取り等、様々な入力効率化機能で入力を簡素化でき、入力ミスや漏れを削減可能。報告後の情報共有・集計・保管・検索の高速化も実現できます。使い慣れた現場の報告書はそのままのレイアウトで誰でも簡単にデジタル化できるので、現場への教育いらずで簡単に利用できます。

▼(機能例)日付入力



▼(機能例)写真撮影と指摘事項書き込み



▼(機能例)数値入力と閾値判定



▼(機能例)バーコード読み取り機能



詳しくはこちら:https://i-reporter.jp/

■株式会社シムトップスについて
会社名  :株式会社シムトップス
本社住所 :〒141-0021 東京都品川区上大崎2-25-2 新目黒東急ビル10階
代表者名 :代表取締役社長 水野 貴司
設立年月日:1991年10月1日
資本金  :1千6百5十万円
売上高  :19億4千万円(2023年度売上)
従業員数 :計78名(2025年1月末時点)

<事業内容>
■個別受注生産向け生産スケジューラ、生産管理システムDIRECTORの開発/販売
■ノーコード現場帳票ペーパーレス ソリューション i-Reporterの開発/販売
■各種i-Repoファミリー製品・サービスの開発/販売
■BOPプロセスエディタ MPPCreatorの開発/販売

シムトップスは、1991年に国産生産スケジューラ専門会社の草分けとして誕生しました。
多くのお客様での生産スケジューリングや工程管理システムの構築、運用を通して得たノウハウを製品にフィードバックしながら、製造現場で使える生産スケジューラ、工程管理システム、IoTデータ収集ソリューション、「現場帳票」の電子化システムなどのパッケージ製品を開発し、お客様の現場DXを支援致します。

■企業サイト|https://www.cimtops.co.jp/
■アイレポちゃん(企業公式キャラクター)X(旧Twitter)アカウント|https://x.com/i_reporter_jp
■株式会社シムトップス 公式Facebookアカウント|https://www.facebook.com/profile.php?id=61550755513117

※富士キメラ総研 2024年8月8日発刊
業種別IT投資/デジタルソリューション市場 2024年版
I-2 現場帳票ペーパーレス化ソリューション 市場占有率48.6%
(2023年度のベンダーシェア・数量)

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