株式会社ニュウジア(本社:東京都中央区、代表取締役:柏口之宏、以下「当社」)は、アパレル事業者向けAI試着サービス「WearStudio.ai」を本日リリースいたしました。
本サービスは、商品画像にAIモデルを合成する「人物試着」をはじめ、「ペット試着」、「動画生成」、「顔差し替え」、「AIモデル生成」、「画像編集」、「背景変更」、「ポーズ変更」、さらに葬儀社向け「遺影写真作成」まで、10個のAI機能を統合したオールインワンプラットフォームです。
WearStudio.ai(ウェアスタジオAI):https://wearstudio.ai

WearStudio.ai(ウェアスタジオAI)
アパレル業界では現在、以下の構造的課題が経営を圧迫しています。
課題1:撮影コストの高騰と「売れない画像」の悪循環
アパレル小売業者の約85%は従業員10人未満の小・零細規模事業者※1です。こうした事業者の多くは、撮影コスト(1点あたり5,000~50,000円、モデル起用の本格撮影では1回70万~100万円超)を避けるため、平置き画像、ハンガー掛け、トルソー(マネキン)撮影でECサイトに商品を掲載しています。
しかし、これが売上の大きな機会損失を生んでいます。
複数の調査によれば、
モデル着用画像は平置き・トルソー画像と比較してコンバージョン率(購買転換率)が最大40%向上するという結果が報告されています※2。
【中堅企業の場合】年間500SKUを展開する中堅アパレル企業では、全商品のモデル撮影を行うと年間2,500万~1億円規模の投資が必要となります※3。
【小規模事業者の場合】年間50SKUを展開する個人~小規模事業者でも、1SKUあたり3カットのモデル撮影を外注すれば年間75万~150万円のコストが発生し、利益を大きく圧迫します。
課題2:赤ちゃん・ペット撮影の困難さ
ベビー服やペット用品市場は急成長を続けていますが、
赤ちゃんやペット(犬・猫など)は、大人のモデルのように指示通りのポーズを取ったり、長時間じっとしていることができません。
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撮影時間の長期化:理想的なショットを得るまで何時間もかかることがあり、撮影コストが膨張
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モデル確保の困難さ:適切な月齢・犬種・猫種のモデルを必要なタイミングで確保することが難しい
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ポーズのバリエーション不足:限られた撮影機会で多様なポーズを撮り分けることがほぼ不可能
課題3:AI試着における「サイズ感」「ロゴ崩れ」への不安
AI試着サービスの導入を検討する企業から多く寄せられる懸念が、「
AIで生成した画像は、商品のサイズ感が変わってしまうのではないか」「
ブランドロゴや細かい柄が崩れてしまうのではないか」というものです。
課題4:リードタイムの長期化
従来のアパレル業界では、企画から販売まで約3ヶ月のリードタイムが標準とされてきました。しかし、消費者の購買行動は「今すぐ欲しい」へと急速にシフトしています※4。中国発のウルトラファストファッション「SHEIN」は、企画から生産まで最短3日というリードタイムを実現※5しており、半年サイクルの従来型ビジネスでは、こうした新興勢力との競争に太刀打ちできません。
課題5:SNS動画需要の爆発
2024年、TikTok経由の推定消費額は2,375億円(前年比37%増)に達し※6、日本でも2025年6月30日にTikTok Shopがローンチされ、わずか3ヶ月で累計約30億円の流通総額を達成※7。
動画制作費は1本数万円~数十万円が相場であり、全商品に動画コンテンツを用意することは事実上不可能でした。
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撮影コスト最大90%削減:従来70万円のモデル撮影が、1画像約300円~で実現
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赤ちゃん・ペット撮影の課題を解消:AIなら指示通りのポーズを即座に生成
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高精度なフィット感・ロゴ・テクスチャ再現:独自最適化した複数のAIエンジンを搭載
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リードタイム劇的短縮:企画から商品画像完成まで最短数分
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TikTok/Reels対応:AI動画生成機能で全商品の動画コンテンツを自動生成
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小規模事業者でも導入可能:月額29,800円~のプランで、個人ショップでもモデル着用画像を量産可能
【試算条件】年間500SKU、1SKUあたり3カットを制作する場合(中堅企業向け)
WearStudio.aiは、アパレル事業者のEC・マーケティング業務を効率化する10個のAI機能を提供します。
1. 人物試着
商品画像とモデル画像をアップロードするだけで、AIが自動で試着画像を生成します。 3つの独自AIエンジンで同時に生成し、最適な結果をAIが自動で推奨します。

AI人物試着
2. 人物試着Proモード
衣服の商品画像をアップロードするだけで、AIモデルが着用した高品質な画像を自動生成。独自最適化した複数のAIエンジンによる比較機能を搭載し、最も品質の高い画像を選択可能。ブランドロゴや文字を正確に復元し、ニットの編み目やシルクの光沢といった微細な素材感まで忠実に再現します。トップスのみ、またはボトムスのみを変更する「部分試着」にも対応しています。

繊細な素材も高精度に表現するProモード
3. ペット試着
ペット用衣服やアクセサリーを、犬・猫などのペット画像に合成。犬種・猫種・サイズも自在に選択でき、急成長するペット市場向けの魅力的なEC画像を効率的に制作できます。

ペット衣料のAI試着を実装
4. 動画生成
商品画像からTikTok・Instagram Reels向けのショート動画を自動生成。5秒・10秒の動画を選択でき、SNSマーケティングの動画制作コストを削減します。

画像から商品の世界観を伝える動画を生成する機能
5. 顔差し替え
既存のモデル画像の顔を別の顔に入れ替え。ターゲット市場に合わせた多様なモデルバリエーションを効率的に制作できます。肖像権契約が切れても安心。また、「ヘアスタイル・輪郭も反映する」オプションにより、顔だけでなく髪型や輪郭も含めた自然な差し替えが可能です。

肖像権契約切れの素材も活用可能に!
6. AIモデル生成
AIによるリアルなモデル画像を生成。年齢、性別、体型、人種など多様なモデルを自在に生成し、ターゲット顧客に合わせた商品訴求が可能です。顔を元の人物のまま維持するか、AIで新たに生成するかを選択できます。

AIモデル(架空の人物)生成機能を実装
7. 画像編集
背景除去・変更、色調整、リタッチなどの画像編集機能を搭載。自然言語でのプロンプト指定により、「背景を白に変更」「商品の色を赤に変更」などの直感的な編集が可能です。
8. 背景変更
試着画像や商品画像の背景をワンクリックで変更。工場、倉庫、オフィス、建設現場、屋外、白スタジオ、グレースタジオの7種類のプリセット背景を搭載。カスタムプロンプトによる自由な背景指定にも対応し、撮影ロケーションなしでシチュエーション別の商品画像を作成できます。
9. ポーズ変更
モデルのポーズをAIで自然に変更。正面立ち、横向き立ち、後ろ向き立ち、腕上げ、腕組み、しゃがみ、前かがみ、歩行中、作業姿勢の9種類のプリセットポーズを搭載。特にワーキングウェア・作業服向けの「作業姿勢」ポーズは、実際の使用シーンを想起させる画像を撮影なしで作成できます。
10. 遺影写真作成
葬儀社・写真館向けの遺影写真作成機能。故人の写真から、背景変更(8色プリセット+AI生成)と着せ替え(正装・和装などプリセット+AI生成)を行い、尊厳ある遺影写真を作成します。AI生成では桜、百合、紅葉、青空などの背景テンプレートや、黒フォーマルスーツ、白の着物などの着せ替えテンプレートを用意。1~3枚の候補を同時生成し、ご遺族への複数案提案が可能です。高画質化機能も搭載しています。

AI遺影写真機能を実装
■ 独自最適化AIエンジンによる比較・自動選択
WearStudio.aiは、国内アパレル企業との豊富な実績とノウハウを活かし、独自に最適化した複数のAIエンジンを搭載しています。1回の生成で複数エンジンの結果を比較し、最も品質の高い画像を選択できます。
■ 高精細な素材感・テクスチャの再現
ニットの編み目、レースの繊細な透け感、デニムの特有のムラ、シルクの光沢といった素材固有の質感を、ピクセルレベルで再構築します。拡大しても不自然さのない、カタログ品質の画像を生成できます。
■ ブランドロゴ・グラフィックの高精度復元
モデルが複雑なポーズをとっていても、ロゴの幾何学的特徴を理解し、自然なパースペクティブを維持したまま正確にレンダリング。ブランドの信頼性を損なわない画像生成を可能にしています。
■ 部分試着・レイヤードシミュレーション
画像から衣服領域を自動解析・分離する技術を搭載。トップスのみ変更、ボトムスのみ変更、インナーを維持したままアウターを羽織らせるレイヤード提案など、高度な試着体験を実現しています。
■ 高精度なサイズ感・フィット感の再現
最新のtwo-stream conditional diffusion model技術を採用したエンジンを含む複数のAIエンジンを搭載。モデルの体型を正確に保持しながら、衣服のフィット感と視覚的ディテールの両方を維持します。衣服領域の座標データ(バウンディングボックス)を数値として出力する機能も備えています。
※ポイント消費:人物試着1-2pt/回、動画生成5-12pt/回、背景変更1pt/回、ポーズ変更1pt/回など機能により異なります。追加ポイントの購入も可能です。
出典・参考資料
※1 東京商工リサーチ「アパレル需要は回復局面へ 大手と中小企業の業績格差が鮮明に」(2023年)従業員10人未満が84.9%
https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1197607_1527.html
※2 複数の海外調査(ProductAI、Opensend等)によると、高品質なモデル着用画像は平置き画像と比較してコンバージョン率が最大40%向上
https://www.productai.photo/blog/clothing-product-photography-the-ultimate-guide-to-fashion-visual-marketing
※3 撮影コスト相場は業界相場に基づく当社推計
※4 TikTok Socio-Economic Impact Report(2025年6月発行)、マクロミルグループ調査委託
https://newsroom.tiktok.com/ja-JP/tiktok-socio-economic-impact-report-june-2025
※5 東洋経済「アパレル初!謎の1兆円未上場企業『SHEIN』の正体」(2021年9月)他
https://toyokeizai.net/articles/-/452310
※6 Tabcut/Momentum Works共同レポート(2025年1月)TikTok Shop 2024年GMV約326~332億ドル
https://36kr.jp/326128/
※7 studio15株式会社調査レポート(2025年10月)TikTok Shop日本市場3ヶ月累計約30億円、初年度予測約500億円
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000043271.html

株式会社ニュウジア
【会社概要】
会社名: 株式会社ニュウジア
設立: 2008年12月
代表取締役: 柏口之宏
URL: https://www.niusia.co.jp/
所在地: 〒104-0061 東京都中央区銀座一丁目27番8号 セントラルビル703号
主な事業内容: AI技術の研究開発、コンサルティング、映像制作、AIソリューション販売、AIエージェント販売