下北沢で1カ月日替わり公演「博覧狂喜博覧会」-京極夏彦さんも参加

同公演のフライヤーはイラストレーターの前田ヒロユキさんが手がけた

同公演のフライヤーはイラストレーターの前田ヒロユキさんが手がけた

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 下北沢の小劇場「楽園」(世田谷区北沢2、TEL03-3466-0903)で「劇団あぁルナティックシアター」が1カ月間に及ぶ日替わり公演「博覧狂喜博覧会」が上演している。

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 今年で結成24年目を迎える同劇団。橋沢進一さんが主宰し、5年前から作家の唐沢俊一さんもプロデューサーという立場で参加している。ユニークな劇団名について、橋沢さんは「『あ』が2つ並ぶことで、『ぴあ』で一番最初に掲載され目立つことを目指した」と笑う。「シュールな笑いからニヤリとできる笑いまで幅広い笑いを気楽に見ていただける劇団」と橋沢さん。

 ロングラン公演では、「お客さまを狂喜させたい」という趣旨の下、日替わりで、演劇・コント・映画・ライブ・トークショーなどの演目を行う。中でも「第3回ルナティック映画祭」は、審査員として小説家の京極夏彦さんや唐沢俊一さんが参加する。橋沢さんは「タイトルもないような映像作品が出品されるが、それに対する豪華審査員のコメントを楽しんでほしい」と話す。京極さん原作の「南極(人)2」も上演される。

 下北沢の街については、「新しくおしゃれ雰囲気と古い下町っぽさが融合しているところが大好き。闇鍋的な面白さがある」とも。

 演目スケジュール・開場時間・入場料などは劇場の公式サイトで確認できる。

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