下北沢にアメリカンビンテージの古着店-24歳オーナーが独立開業

古着店「SANKA」の内観

古着店「SANKA」の内観

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 下北沢北口の一番街商店街に8月1日、古着店「SANKA(サンカ)」(世田谷区北沢2、TEL 03-6407-8130)がオープンした。

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 店舗面積は8坪。同店のラインアップは、50~60年代のアメリカンビンテージが中心。店内には、オーナーの高野雄太さんが現地で買い付けた商品約500点が並ぶ。

 高野さんは現在24歳。都内のセレクトショップで4年半勤務した後、今年2月に目黒区内に友人と共同経営の古着店をオープン。自分だけの店を持ちたいと考え、独立する形で同店を構えた。高野さんはオープンの理由を、「最近は昔ながらの古着店のように、店長の趣味が透けて見えるような、味わい深さを感じさせる店が少なくなっている。自分の趣味を丸出しにできるような、自由度の高い店をやってみたかった」と話す。「下北沢には3年間住んでいるが、新旧さまざまな店が共存する一番街商店街に思い入れ深かったことも出店理由の一つ」とも。

 「大人の古着スタイル」を提案したいという商品は、高野さんの趣味でもある柄物のシャツ類を中心に、トレンチコート、スタジアムジャンパー、ニット・カーディガン、ミリタリージャケット、ワークブーツなど。価格は5,000円~数万円。オープンから間もないが、若者から地元の40~50代まで、さまざまな年齢層の客が訪れているという。

 店名は、高野さんが好きなアメリカのコーヒーブランド「SANKA」から名付けた。「流行に流されず、自分の目で見て本当にいいと思えるアイテムを厳選して展開していきたい。昔ながらの古着屋に、宝探しをしにくるような気持ちで足を運んでほしい」とも。

 営業時間は13時~23時。

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