下北沢にブランド古着店-戦後建てられたアパートメントストアの一角に

日の光が入る店前。建物は戦後すぐに建てられたアパートメントストア

日の光が入る店前。建物は戦後すぐに建てられたアパートメントストア

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 下北沢南口に8月、ブランド古着店「nana color's(ナナカラーズ)」(世田谷区北沢2、TEL 03-3466-0104)がオープンした。

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 店舗面積は10坪。戦後すぐに建てられたアパートメントストア敷地内の突き当りに位置する。店舗入り口前の木陰には入荷したばかりの商品が並ぶ。

 運営は、古着などのネット販売を取り扱う「HiTouch!(ハイタッチ)」(埼玉県戸田市)。1号店は渋谷区代々木八幡にあり、同店は2号店。オープンの理由について、オーナーの湯沢将樹さんは「下北沢は古着屋の激戦区だが、思い切って展開してみようと思った。下北沢の独特の風土に引かれたこと、歴史ある建物がタイミングよく空いたことも決め手だった」と話す。

 商品は、すべて客からの買取りで毎日入れ替えが行われる。「手が届きにくいハイブランドも、状態のいいまま低価格で提供できるようにしている」。「クロエ・秋冬ハイゲージ・オフホワイト」(9,240円)、「UNDERCOVERISM・ニットパーカー」(1万500円)、「COMME des GARCONS・コーデュロイハーフパンツ」(1万5,750円)など、海外ブランドから国内ブランドまでを幅広く取り扱う。レディスとメンズの割合は約半々。そのほか、アクセサリーやシューズも取りそろえる。

 スタッフの西浦泰夫さんは「オープン以来、10代の学生から近所のおじいちゃんまで幅広い層のお客さんが遊びに来てくれている。入れ替わる商品をチェックしに毎日来てくれる人も」と話す。「古くてなじみ深いアパートメントストアの一角で、ゆったりとした不思議な雰囲気が楽しめる。ぜひ散歩がてらのぞいほしい」とも。

 営業時間は12時~20時。

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