下北沢南口の劇場「シアター711」(世田谷区北沢1、TEL 03-3469-9711)で12月2日から、俳優の坂上忍さんが4週間で4作品を連続上演する舞台シリーズ「SHINOBU’s Brain in the soup」が行われる。
坂上さんは、ドラマ「かたぐるま」「中卒・東大一直線 もう高校はいらない!」などで子役として活躍。その後も俳優やタレントとしてキャリアを積みながら、小説家・映画監督としても活躍してきた。近年では子役育成スクールを運営する傍ら、舞台演出にもフィールドを広げている。今回の舞台シリーズは、坂上さんが4作品をすべて書き下ろし演出も手掛ける。
第1週は女優のみが出演する「EGO-WRAPPIN’とメス豚の太股」。人気バンド「EGO-WRAPPIN’」が音楽協力している。第2週は野々村真さんら個性的な役者を迎え、ラジオドラマの収録現場を舞台に夢を追い続ける中年男性たちを描く「レディオドラマ」。第3週は坂上さんのユニット「オニオンスライス」の節目となる第10回公演。クリスマスを迎える第4週は誘拐をテーマにしたサスペンス「溺れる金魚」。劇団「動物電気」に所属する小林健一さんら、人気劇団の看板俳優たちが出演する。
今回の企画について、公演プロデューサーは「坂上忍が打ち立てたあまりにも無謀な1カ月4連続公演企画。どこまでも現状に満足し切れないタレントを坂上忍がどう料理していくのか、ご期待ください」と話す。
4作品の詳細、開演時間は劇場の公式サイトで確認できる。公演は12月28日まで。