食べる

下北沢に納豆専門店-山梨の老舗店が都内2店舗目、「納豆自動販売機」も

店名の由来は、創業者が仙台市出身で、地元で習得した納豆製法を山梨県に広めたことにちなむ。納豆自動販売機には値下げコーナーも

店名の由来は、創業者が仙台市出身で、地元で習得した納豆製法を山梨県に広めたことにちなむ。納豆自動販売機には値下げコーナーも

  • 0

  •  

 下北沢西口に12月18日、納豆専門店「納豆工房 せんだい屋 下北沢店」(世田谷区北沢2、TEL 03-3481-2611)がオープンした。

[広告]

 「せんだい」(山梨県笛吹市)が運営する同店。現在、山梨県内に2店舗を構えるほか、都内では2年前から「池尻店」(池尻3)を出店している。

 店舗面積は約6坪。取り扱う商品の8割は自社製。「第11回全国納豆鑑評会」で優秀賞を受賞した「国産100%大粒」(180円)のほか、山梨県富士吉田市で作られた大豆を使用した「富士の秘伝」(300円)、細かく刻んだ梅が入った「梅たっぷり納豆」(200円)、からし味付きの納豆を乾燥させた「ドライなっとう(ピリ辛味)」(450円)など約27種類を用意する。

 「目玉商品は『ベイクドなっとうドーナッツ』(120円~)」と統治責任者の伊藤英文さん。2年前に池尻店で開発し、味はチョコ、きなこ、抹茶あずきなど11種類。「納豆をペースト生地にすりこみ焼くことで臭みを消し、程よい風味を残した。油を使わないのでヘルシー」だという。

 店外に納豆の自動販売機を設置していることも特徴の一つ。16種類の納豆とドーナツを24時間いつでも購入することができる。「まだ直営店がなかった16年前、工場に納豆を買いに来てくれる人が、いつでも購入できるようにするため設置した。開発当時は、すでに登場していた卵の自動販売機にヒントを得た」という。

 下北沢への店舗展開について、伊藤さんは「下北沢は地元の人や訪れる若者など客層の年齢が幅広い。最近では納豆を好む若者も増えているようなので、ぜひ当店の納豆を味わってもらえれば」と意気込む。

 営業時間は11時~20時。

下北沢経済新聞VOTE

下北沢経済新聞を読んだことをきっかけに、実際に足を運んだ店やイベントはありますか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース