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下北沢で「東京学生映画祭」-海外の学生監督による作品上映も

同映画祭のフライヤー

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 学生主体の映画祭「東京学生映画祭」が5月27日~29日、下北沢南口の「北沢タウンホール」(世田谷区北沢2、TEL 03-5478-8006)で開催される。

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 同映画祭は今年で23回目。東京近郊の大学・専門学校に所属する映像製作者から作品を募集し、「実写部門」「アニメーション部門」など、部門ごとにグランプリを決定する。今年の応募は実写、アニメ合わせて105作品。予選を通過した16作品の上映を行う。昨年は3日間の開催で約600人を動員した。同映画祭には、現在活躍中の映画監督、青山真治さんや園子温さんなどの出品歴もある。

 今年の審査員は、映画「ゲルマニウムの夜」などの監督作品がある大森立嗣さん、映画「アイデン&ティティ」などの監督作品のほか、俳優としても活躍する田口トモロヲさん、アニメ作品「ほしのこえ」「秒速5センチメートル」で監督を務める新海誠さんなど。

 今年は特別企画として、27日に「海外学生作品上映会」を開催。ドイツ、ポーランド、韓国、台湾など計6カ国の学生が監督を務めた9作品を上映する。同企画では、東京国際映画祭のプログラミング・ディレクターを務める谷田部吉彦さんや、映画音楽家の梅林茂さんによるトークショーも予定。

 同映画祭の広報を担当する、慶応義塾大学3年の植木聡美さんは「ジャンルの幅も広く、見応えのある作品が集まっている。学生たちの真っすぐな思いが込められた作品を、たくさんの方々に楽しんでもらいたい」と話す。「映画祭を通じて、学生作品の底上げを図っていきたい。国内外の学生監督がお互いの作品を見て刺激を受け合えれば」とも。

 上映スケジュール・チケット情報は公式サイトで確認できる。

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