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下北沢に広島県発のカフェ-「お好みロール店」が業態変更

内装は前店とほぼ変わっていないが、壁に棚を設置し、さまざまな物販コーナーを設ける

内装は前店とほぼ変わっていないが、壁に棚を設置し、さまざまな物販コーナーを設ける

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 下北沢北口の広島お好みロール専門店「art(アルテ)」が8月10日、カフェ「e-Cafe(イーカフェ)」(世田谷区北沢2、TEL 03-6407-8863)に業態変更し、営業をスタートした。

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 運営は広島県内で飲食業を手がけるジェイコーポレーション(東広島市)。昨年12月に広島お好みロール専門店としてオープンし、今年の春ごろまで営業していた。リニューアルのきっかけについて同社広報の山田章夫さんは「下北沢では、飲食をゆっくり楽しむ空間よりも、ショッピングなどの休憩にさっと立ち寄れるカフェなどの需要が強いように感じた」と話す。「これからは、広島県をはじめ主に西日本の業者から仕入れた、紅茶や発酵食品などを提供するカフェにしていきたい。コンセプトは『自然体になる食情報が集まるカフェ空間』」とも。

 ドリンクは広島県のコーヒー豆専門店「グリーンコーヒー」の豆を挽いた「グリーンブレンド」(450円)、神戸発の紅茶専門店「クィーンズウェイ」から仕入れた「ダージリンブレンド」(650円)など、両店で取り扱う商品を中心に提供。フードは、広島市にあるハンバーガー店「SUMATRA TIGER (スマトラタイガー)」の看板メニューで、牛の肩バラの一部「コウネ」を使った「コウネバーガー(数量限定)」(900円)など。前店の「art自慢のお好みロール」(600円)も引き続きメニューに加わる。

 店舗面積は18坪で、席数はテーブル25席。店内にはコーヒー豆や紅茶、発酵食品などの物販コーナーを新たに設け、ニンニクを発酵させた「京丹後フルーツガーリック(10日分)」(735円)などを販売する。

 今後の展望について山田さんは「雑穀米やフルーツガーリックなどを用いたランチメニューをはじめ、ローフードも充実させていきたい。メニューのコウネバーガーを作る親子教室や、ローフード料理教室などの開催も予定している」と話す。

 営業時間は13時~19時。「土曜はセミナーや料理教室の開催のため、カフェ営業はお休み」(山田さん)。

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