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下北沢の老舗バー「マザー」が40周年-記念祭にカルメン・マキさんら

オーナーの山崎さん。店内はアルミサッシの廃材などを使い、「縄文時代」をイメージしてデザインされた独特な内装が特徴

オーナーの山崎さん。店内はアルミサッシの廃材などを使い、「縄文時代」をイメージしてデザインされた独特な内装が特徴

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 下北沢南口のライブハウス「下北沢CLUB251」(世田谷区代沢5、TEL 03-5481-4141)で11月12日、「下北沢Mother(マザー)40周年記念祭」が行われる。

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 同イベントは南口のレストラン&バー「マザー」(代沢5、TEL 03-3421-9519)の40周年を記念して開かれるもの。オーナーの山崎千鶴子さんが「自分の好きな音楽がかかっていて、友達がたくさん集まるような店になれば」という思いを込め、1972(昭和47)年にオープンした。店名は「ビートルズの曲に出てくる歌詞にちなんだ。開店資金を借りた母に対する感謝の意味も込めている(笑)」という。店内ではレゲエやロック、パンクなどの音楽をかける。

 オープン当時は下北沢一番街商店街に店を構えていたが、下北沢内で何度か移転を繰り返し、現在の場所に落ち着いた。数年前には同じ南口に2号店「mother’s RUIN(マザーズルーイン)」(北沢2)も開いた。

開店当時について、山崎さんは「木造の建物の2階だったので、レゲエの音楽に合わせてお客さんたちが踊ると床がギシギシ鳴った。『床が抜けないかな?』と笑い合ったのが懐かしい」と振り返る。40周年について、「こんなに続けられてビックリしている。商売人らしくないラフな感覚が下北沢に合っていたのかも」とも。

 同イベントには、カルメン・マキさん、遠藤ミチロウさんら、同店にちなんだミュージシャンが出演する。「昔からの知り合いが集まるライブだが、最近1人で来店する女性客も増えているので、いろいろな人に集まってもらえれば」

 開場17時30分、開演18時。入場料は、前売り=3,000円、当日=3,500円。チケットは同店などで販売中。11日には「マザーズルーイン」で「カワちゃんと満月の前夜祭」、13日には「マザー」で「そしてMotherはこれからも続くよ♪」が行われる。

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