北沢で開業80年の老舗酒店がネット出店-吟醸酒「下北沢」販売も

店内で吟醸酒「下北沢」を持つ牧野さん。サイトでは「下北沢をこよなく愛す店」と紹介されている

店内で吟醸酒「下北沢」を持つ牧野さん。サイトでは「下北沢をこよなく愛す店」と紹介されている

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 世田谷区産業振興公社が運営するインターネット上のショッピングモール「せたがや市」に2月26日、下北沢北口の酒店「亀谷」(世田谷区北沢3、TEL 03-3468-0403)のサイト内店舗がオープンした。

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 「せたがや市」は今年1月11日に、世田谷区内で営業する実店舗の商品をインターネット上で販売するサイトをオープン。同公社ではこれまで「世田谷みやげ」として88店舗100品にのぼる商品を選出するなど世田谷区内にある店の販売促進に努めてきたが、今回実店舗に足を運ぶことができない人でも気軽に購入することができるよう、インターネットモール内での出店を決めたという。「世田谷みやげ」に選出された店も多いが、世田谷区内にある店舗ならば基本的にどの店でも出店が可能。

 「亀屋」は下北沢に店を構えて80年の歴史を持つ老舗酒店。現在は3代目の牧野太郎さんが店主を務めている。「世田谷みやげ」にも選ばれた吟醸酒「下北沢」の製造・販売を始めたのは4年前。下北沢の名物となればとの思いで企画した。スッキリとした飲み応えで女性にも人気が高く、下北沢の居酒屋約10店舗でも取り扱われているほか、ライブハウスからイベント時に注文が入ることもあるという。一升瓶(2,415円)と750ミリリットル瓶(1,260円)がある。

 同店が「せたがや市」出店を決めたのは2月初めころ。同公社から出店を呼びかけられ快諾した。牧野さんの子供の誕生日に合わせて、26日のオープンを決めたという。吟醸酒「下北沢」のほか、姉妹品の麦焼酎「下北人」も販売。「劇場などへの公演祝いにもぜひ」と購入を呼びかけている。

 牧野さんは「ネットでの問い合わせはまだ少ないが、これを機に1人でも多くの人に知ってもらえれば」と話している。

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