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下北沢に限定チャリティーショップ「オックスファム・ショップ」-日本初上陸

同店のイメージイラスト。イギリスでは約2万人が「オックスファム・ショップ」の運営をボランティアとして手伝っているという

同店のイメージイラスト。イギリスでは約2万人が「オックスファム・ショップ」の運営をボランティアとして手伝っているという

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 下北沢北口の東洋百貨店内に12月3日から約2カ月の期間限定で、チャリティーショップ「オックスファム・ショップ下北沢」(世田谷区北沢2)がオープンする。

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 店舗面積は約3坪。運営はNPO法人「オックスファム・ジャパン」(台東区)。「オックスファム」は1942年にイギリスで設立。現在98カ国で、貧困問題の解決を目指して活動している。日本支部は2003年に設立され、政策提言や人道支援、東日本大震災の支援などを行ってきた。ショップでは寄付された生活雑貨、フェアトレード商品などを販売し、売り上げを貧困問題に関する活動に役立てる。イギリスのほか、オーストラリア、ドイツ、ベルギー、フランス、香港などで展開しているが、日本での出店は今回が初めて。

 店舗はボランティアが中心となって運営。福島県に住む女性たちが製作したエコバッグも販売し、バッグの売り上げは製作者にも還元する。同時に、キッチン用品やアクセサリー、おもちゃ、インテリア小物、海外の絵本などの寄付も募集する。

 事務局長の米良彰子さんは、「イギリスではオックスファムを含む数多くの団体がチャリティーショップを展開していて、生活になじんだ存在になっている。日本でオープンすることで、世界の現状に関心を持つきっかけや、一人ひとりにできる国際協力の場を作っていきたい」と話す。

12月10日には、吉祥寺にも期間限定で出店。出店場所について米良さんは、「学生が多く、文化活動も活発。新しいショップを受け入れてくれる土壌があったことなどが理由」と話す。両店での経験を踏まえながら、全国各地での店舗展開も考えていきたいという。

下北沢店の営業時間は11時~20時。下北沢店は2012年1月31日まで、吉祥寺店は同2月12日まで。

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