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下北沢のカフェと石巻の缶詰メーカーのコラボ店、再建のめどが立ち閉店へ

かけつけた常連客と会話する松友倫人さん(画像左)

かけつけた常連客と会話する松友倫人さん(画像左)

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 下北沢北口のカフェ&スペース「スローコメディーファクトリー(通称、スロコメ)」(世田谷区北沢3、TEL 03-6751-3426)内で営業を続けていた「木の屋cafe」が12月28日で閉店した。

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 同店は、東日本大震災で被災した宮城県石巻市の缶詰メーカー「木の屋石巻水産」の支援と復興を目的として今年4月にオープン。きっかけは同社と付き合いのあった「スロコメ」オーナーの須田泰成さんらが、同社や石巻市へ救援物資を送るようになったこと。以降、同店では缶詰を使ったメニューを提供する傍ら、震災直前まで開発を進めていた「石巻鯨カレー」の製作を再開。11月に同商品を発売した。

 閉店について、「木の屋cafe」のスタッフでもある商品開発担当の松本倫人さんは「当社の工場を宮城県美里町、石巻市魚町に再建するめどが立ち、石巻での作業に専念する必要が出てきたため」と話す。

 閉店当日、同店には閉店を惜しむ常連客らが来店。ボランティアなどで関わり、カフェにも度々訪れていたという青木さんは「閉店して石巻に帰るのは木の屋さんにとってもいいこと。でも、『木の屋カフェ』を通じてたくさんの出会いがあったので、松友さんに会えなくなると思うと寂しい。複雑な気持ち」と心境を明かす。

 下北沢での日々を振り返り、松友さんは「弊社の社員とも話しているが、震災以降の出会いの数は計り知れない。それ以前からお世話になっていた方々も含め、これまで応援してくれた方々との出会いは一生ものの宝。その気持ちに恥じぬよう、当社も前進していく」と話す。

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