地域ポータルサイト「ぶらり下北沢」を運営する歩楽里(世田谷区北沢4)は12月6日から、下北沢の10店と連携し、地域活性化を目的としたキャンペーン「下北沢『2行で伝えよう』キャンペーン」を行う。
下北沢の10店を訪れた客から、それぞれの店への思いを込めたキャッチコピーを募集する同キャンペーン。2行(34文字以内)のキャッチコピーを店頭とウェブ上で受け付ける。対象店舗は、「古書ビビビ」(北沢1)、ギャラリー&カフェ「BALLOND'ESSAI(バロンデッセ)」、「しもきた茶苑大山 喫茶室」、古着店「VALON」、雑貨店「peche(ペッシュ)」、フランス料理店「菜々亭」、眼鏡店「纏オプティカル」、セレクトショップ「cocobroni(ココブロニ)」(以上、北沢2)、レストラン「エムズパパ」、「cafe use」(以上、北沢3)。歩楽里代表の鍛冶川直広さんは「飲食店だけではなく、雑貨店や古書店などさまざまな業態から、こだわりを持った店を選んだ」と話す。
実施のきっかけについて、「下北沢にはいい店が多いが、道が入り組んでいるために見つけてもらえないことも多い。個人店の場合、情報発信に労力をかけづらい部分もあるため、何か協力できないかと考えていた」と鍛冶川さん。「それぞれの店を訪れたお客さんに、店に代わってぜひ『こだわり』を伝えていただければ」とも。
同キャンペーンには下北沢南口商店街など3つの商店街のほか、グーグル(港区)も協力する。グーグルが中小企業向けに展開する地域密着オンライン広告サービス「AdWords Express」を、参加店舗の情報発信に活用する予定。
キャッチコピーの応募締め切りは12月16日。集まった作品の中から「ぶらり下北沢賞」(賞品=世田谷区商品券1万円)を決め、20日に発表する。応募の詳細は「ぶらり下北沢」で確認できる。