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旧下北沢駅舎の取り壊し日程決まる-7月18日から南北仮通路を利用

取り壊しが進む旧下北沢駅舎(奥)。「開かずの踏み切り」と言われていた「東北沢6号」から撮影。「東北沢6号」はすでにレールが撤去され舗装済

取り壊しが進む旧下北沢駅舎(奥)。「開かずの踏み切り」と言われていた「東北沢6号」から撮影。「東北沢6号」はすでにレールが撤去され舗装済

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 下北沢旧駅舎の取り壊し着工日が7月18日に決定した。小田急電鉄が1日、発表した。

旧下北沢駅舎南口の様子

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 小田急下北沢駅地上ホームと地上改札駅は今年3月に営業が終了し、地下駅へ切り替えとなった。旧駅舎は現在も南北の連絡通路として通り抜け利用できるが、7月18日以降は立ち入り不可となる。取り壊しの終了日は8月末を予定。

 旧駅舎解体中は、駅舎部分の通り抜けのために南北仮通路を設ける。現在の南口、北口の改札付近を入り口とし、幅は2メートルほど。20段ほどの階段ができる。

 子どものころから下北沢かいわいに住んでいるという60代女性は、駅舎取り壊しについて、「地上の駅舎や線路は子どものころから使っていた。なじんでいたものが無くなるのは、やっぱり寂しい。これまでは踏切にイライラしていたのに、無くなると静かで変な感じ」と振り返る。近くを通りかかった40代男性は「マンションもアパートも、50年たてば建て替えが検討されるもの。地上の駅舎は十分役目を果たしてくれた」と話す。

 駅舎では、取り壊しまでにいくつかのイベントが企画されている。7日までは、地下化工事前の写真展が開かれているほか、6日・7日の「下北沢音楽祭」では、旧駅舎を「らいぶはうすEKI」とし、曽我部恵一さんや、真心ブラザーズの桜井秀俊さん、ザ・カスタネッツの牧野元さんらの無料ライブが開催される予定。

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